オリビアを聴きながら

大好きな洋楽を中心にセレクトしています。
ショート、ショートで綴る音楽サロンです。

Hands Across the Sea / オリビア・ニュートン・ジョン

2008-08-30 06:45:25 | オリビア・ニュートン・ジョン

海を越えて手と手を伸ばせば、すべての人に幸せは届くはず・・。

オリビア・ニュートン・ジョンの「Hands Across the Sea」です。
1974年のアルバム「Long Live Love(とこしえの愛)」に収録されています。
この曲は、世界中の人々が手を取りあって幸せに暮らしていこうという意味のことを歌っています。
例え訳がわからなくとも、きっと訴えかけてくるものがある曲だと思います。

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Eurovision 1974 UK National Final - Song 06



オリビアを聴きながら / 杏里

2008-08-28 05:34:44 | Weblog

オリビア・ニュートン・ジョンに由来する当ブログですが、やはりこの曲を取り上げないわけにはいきません。
杏里の「オリビアを聴きながら」です。
作曲は尾崎亜美、その名の通り、1977年ごろオリビア・ニュートンジョンの「making a good thing better」(邦題:きらめく光のように)という曲に触発されて作った曲なそうです。
この曲が杏里に提供されたのですが、最初ほとんど注目されなかったようです。
たまたまラジオパーソナルティ当時のみのもんたさんが注目して、自分のラジオ番組で取り上げるようになってやっと注目されるようになったそうです。

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オリビアを聴きながら (Special Extended Twin Mix) / 杏里



Without You / レオナ・ルイス

2008-08-25 06:05:32 | 2000年以降

北京オリンピックの閉会式であのジミー・ペイジと共演したイギリスの女性ヴォーカリスト、レオナ・ルイス(Leona Lewis)の歌う「Without You」です。
かつてニルソンが大ヒットさせ90年代にはマライヤ・キャリーも歌った名曲です。
動画は彼女のステージというよりは、「Xファクター」というオーディション番組です。
オーデションでこれだけの有名な曲を歌うということはリスクもあったと思います。
しかし彼女は見事に歌いきっています。
さすがです。

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Leona Lewis - Without You


マケイン候補 vs ジャクソン・ブラウン

2008-08-20 17:06:31 | 2000年以降

70年代イーグルスやリンダ・ロンシュタットに数々の曲を提供したジャクソン・ブラウンの1977年の大ヒットが「孤独なランナー」(Runnin on Empty)です。
この曲は同名のアルバムに収録されており、彼のウエストコーストサウンドの集大成といったアルバムです。

さて、それから30年以上もたった今、この曲が物議を起こすことになってしまいました。
米大統領選の共和党候補のマケイン候補の陣営が、この「孤独なランナー」にのせて、民主党のオバマ候補をからかったとしてジャクソン・ブラウン氏がロサンゼルス連邦地裁に無断使用された曲の使用差し止めと損害賠償を提訴したということです。
まあよくある話ですが、私が注目したのはこの件についてたくさんのところで報道されたことです。
それは米大統領選という事の重大さか、それともこの曲が多くの人々の心をつかんだ名曲であるためか判断に迷いますが・・?
私は後者であればいいなと思いますよ。

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Jackson Browne Runnin on Empty



Can't Stop Dancing / キャプテン&テニール

2008-08-13 06:23:21 | 洋楽70年代

アメリカの夫婦デュオのキャプテン&テニールです。
彼らのステージを初めてみたのはテレビでだったと思います。
いつ頃、どういうかたちで放映されたかは忘れてしまいましたが、この「Can't Stop Dancin Dancing」のアップテンポで迫力のあるステージに圧倒されてしまいました。
1977年に全米ヒットチャートで最高位13位を記録しています。
邦題は「キャント・ストップ・ダンシン」です。

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Captain & Tennille "Can't Stop Dancin' "


スタンレーの魔女 / SeanNorth

2008-08-10 11:28:47 | 2000年以降

魔女が、スタンレーの魔女が笑っている・・・。

冒険好きの若者がパイロットになりました。
しかし時代は第二次世界大戦(太平洋戦争)の真っただ中です。
若者も爆撃機に乗り出撃します。
ここで若者は、冒険小説で夢にまでみたスタンレー山脈を越えていきます。感激のあまり喜ぶ若者。
しかし帰途の途中、敵戦闘機の攻撃を受けエンジンの片方が停まってしまいます。
なぜかとどめを刺さない敵戦闘機。若者は敵のパイロットは片方のエンジンでスタンレー山脈を越えれないことを知っているのだと悟ります。

若者は傷ついた爆撃機で必死にスタンレーを越えようとします。
越えてやる、絶対に越えてやる・・・。
そしてついにスタンレーを越えることが出来ました。
喜び後ろを振り返る若者ですが、爆撃機の中は空っぽ。
そう一緒に乗っていたクルーたちは、爆撃機から全員飛び降りて重量を軽くしたのでした。
「みんなで越えなきゃ何も意味がないじゃないか、ちきしょー」・・・。

若者が見たものは、彼を笑うスタンレーの魔女でした。
魔女が、スタンレーの魔女が笑っている・・・。

漫画家の松本零士さんの「ザ・コックピットシリーズ」(戦場マンガシリーズ)の第一作目作品、「スタンレーの魔女」です。
これは2006年スペースノイドによって舞台化されています。
この舞台の音楽はシャーンノース (SeanNorth) のメンバーが担当しました。彼らの曲「スタンレーの魔女」はミニアルバム「HOME」に収録されています。
アルバムはこちらで視聴できます。


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ROAD OF HOPE / SeanNorth

2008-08-08 21:05:20 | 2000年以降

これだけのポテンシャルをもったバンドが現在インデーズ活動中なんて・・・。

シャーンノース (SeanNorth) は、2006年メジャーデビューの女性1人、男性2人のポップス・バンドです。
バンド名はアイルランドの伝統歌唱「シャン・ノース sean nós」(アイルランド語で「故習」の意)から由来しています。
今回取り上げた「ROAD OF HOPE ~あてのない世界~」はNHK・TBS ドーハ・アジア大会2006のテーマソングになった曲です。
お聴きになればわかると思いますが、まず歌唱が素晴らしいです。
また楽曲のクオリティ高さと歌詞にも魅力があります。

こんな素晴らしい彼らですが、現在は所属事務所の倒産により、インディーズ活動を強いられています。
しかし自主製作のミニアルバム「HOME」でも高いポテンシャルを示しています。
はやくしっかりとした事務所と契約して、再び羽ばたいてほしいですね。
私も応援します。

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SeanNorth / ROAD OF HOPE ~あてのない世界~




炎のランナー

2008-08-05 21:30:58 | 映画

いよいよ北京オリンピックの開幕ですね。

オリンピックといえば思い出すのが、1981年公開のイギリス映画「炎のランナー」(Chariots of Fire)です。
舞台は1924年のパリオリンピック。
優勝して真のイギリス人として認められたい、ユダヤ人のハロルド・エイブラハムスと、神のために走るスコットランド人宣教師エリック・リデルの実在の二人のランナーを中心に描かれています。
特に出場競技がキリスト教の安息日である日曜日のため、私は走らないというリデルを、出場種目をかえてまで走らせたエピソードは有名ですね。
私は「オリンピックは参加することに意義がある」という平和な時代に育ったものですから、このどん欲なまでに勝利を追求する映画の内容にショックを受けたものでした。

この映画の音楽を担当したのがヴァンゲリス(Vangelis)です。
ヴァンゲリスは日韓で行なわれた2002FIFAワールドカップのテーマ曲も担当していました。
このサウンドトラックからシングルカットされた同名の曲は、全米ヒットチャートで4週連続一位となっています。

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Vangelis - Chariots of Fire



そして名曲は残った

2008-08-03 07:07:11 | 歌謡曲

名曲は後世まで歌い継がれます。たとえそれが不遇の出生でも。

1983年、空前の競作ブームとなった「矢切りの渡し」ですが、これのオリジナルである、ちあきなおみはこの競作レースに参加できなかった。
すでにレコードが廃盤になり、彼女自身も演歌を歌うことに嫌気がさしていたためである。
結局、細川たかしがこの曲で日本レコード大賞の受賞となった。

しかし、あれから20年以上もたった現在では「矢切りの渡し」は、ちあきなおみの曲として広く認知されている。
その理由はお聴きになればわかると思うが、細川バージョンと情感の出し方がぜんぜん違うことである。
まったく別格である。他の「矢切り・・」はどれも一本調子で硬い感じを受けるのだが、こちらは情感豊かに歌い上げている。
これほど素晴らしい名曲は、年齢を問わず後世に歌い継がれるに違いないと思う。

さてこの「矢切りの渡し」は以前にも取り上げたのだが、最初に使用したステージ動画が削除されたため、中途半端になっていた。
再びこの動画に巡り合うことができたので、再アップとなりました。

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http://jp.youtube.com/watch?v=_ixco0J8mLA





ウイングス・オーヴァー・アメリカ

2008-08-02 15:06:45 | 洋楽70年代

1975年から始まったワールド・ツアーの一環として1976年にアメリカでおこなわれた「ウイングス・オーヴァー・アメリカ」のライブ音源を3枚組のアルバムにしたのが同名の「ウイングス・オーヴァー・アメリカ」です。
このアルバムによってポール・マッカートニー & ウィングスの人気は不動のものになりました。
発売当初は「ウイングスU.S.A.ライブ」という邦題でした。
アメリカ各地で開催されたコンサートの中から選りすぐりのライブ音源を使用したので素晴らしい臨場感です。

そのなかでも「Venus and Mars~Rockshow~Jet」のメドレーは素晴らしいという一言に尽きます。


Venus and Mars/Rockshow/Jet