テクノストラベル@読み捨てかわら版@これってどうなの旅の今昔

2004年12/20から、つらつらと書き続けて参りましたブログがプロバイダ閉鎖によりやむなくこちらに引越し致しました(涙

ほんまでかぁ〜 ⁉️ 👉 ほんまです‼️ 温泉旅館の語られ ない真実 ❗️❗️❗️ GWの繁忙期に思う

2018-05-06 09:37:35 | 真相
めっちゃめっちゃ臨場感が 伝わって来ます( ^ω^ )


小生の 知っている 旅館の 真実です 、 よく書いてられます





「温泉旅館で働いてた時の話をしてみる」 そんな ネット民の 投稿に 読み入った( ^ω^ )
2015/12/27(日) 09:02の投稿から(一部)



部屋数200以上のかなり大きな温泉旅館(ホテル)で働いてました。正社員です。
仲居さんがいて和室の部屋で、温泉があって、部屋でご飯を食べる、みたいなとこ
JTBからも表彰されるような、結構有名な旅館でした




働いていた部署は仲居さんに指示だしたり、お客さんのクレームを管理するような
とにかくなんでもやらされる雑多な部署でした
たまにフロントにも立ちますがほっとんどは裏方です



温泉旅館はその性質上、地方にあります
そのため社員はほとんどが現地人か社員寮に住み込みの社員になります
これがこの業界最大の闇になります


また、ホテルの業務というのはその性質上朝食とチェックアウト、チェックインから夕食までの間が忙しく
お昼間は暇になります。
そのため仲居さんや調理場の人は朝出て、昼は長い昼休みを取らされ、夕方出てくるという
おっそろしく精神的な拘束時間の長い勤務シフトが組まれます
しかも休憩するのは 回りになにもない社員寮で



そんな浮世離れした世界で当然仕事が続くこともなく、ほとんどの新入社員が3年以内に辞めていきます
ですので、ほとんどが住み込みの派遣社員になります

そんな僻地にくる派遣なので、だいたいがわけありの人か、本当に金が目当ての人になります
また男女比が極端で女性が多い世界なので、女同士の関係がドロドロです
男女関係はそれ以上にドロドロですけど




この時期は(年末年始)とにかく忙しいので、泊まりにいくことはあまりオススメしません
まともなサービスは期待しないでください、って失礼な話ですが

ホテルマンは基本的に接客が好きな人間が多いのでお客様に話しかけられたり
お願いされるのは好きな人種です

ただしこれは余裕のあるときの話
今の時期はみんな精神的にも肉体的にもピリピリしてて、裏では罵詈雑言が飛び交ってます

また彼らが家に帰れるのは冬やすみが終わるころという悲しい事実
誰かが楽しんでいるとき、誰かがそのうらで必ずはたらいているのです




旅館だと仲居さんに部屋まで案内されると思いますが
そのときに心づけをどうするか、というなんともいえないモヤモヤした葛藤があると思いますが
基本的に出さなくても問題ありませんし、裏でケチな客だと言われることもありません
というのも、うちのホテルではあのお金は全体でプールされ不公平のないように年に何回か公平に分担されるシステムになってました
なので、自分のポッケにナイナイしないかぎり、あーーんまり関係のないものだったりするのです
もちろん海外のホテルはチップという概念があるので別ですが





男女比が偏っているので、男の社員は基本的に女性に不自由はしません
ほとんどの男性社員は社内結婚です
そして辞めれなくなるという地獄

賢い女の子や綺麗な子ほどうまくやめていきます
できない人ほど残るという悲しい事実





温泉のお湯は実は源泉からバキュームカーみたいなので持ってきて沸かしてます
出ることは出るのですが量が十分じゃなかったり、色が安定しなかったりいろいろあります
なかなかかけ流しの源泉なんてありゃしません
大切なのは雰囲気です、

またミネラル分が多いので、配管の清掃が以上に多いです
これがまためんどくさいのです
また上でも書きましたが、風呂を掃除するのも必然的に深夜になります


めんどくさいおきゃくさんもたくさん来ます


さいきんだと韓国方が増えたのですが、たいがいマイキムチを持ち込みます
そしてそれを冷蔵庫に入れます
当然においが残ります

部屋のにおいはオゾンとか消臭スプレーでなんとかなりますが冷蔵庫のにおいはどーしようもありません
もし冷蔵庫利用する機会あったら、中の匂いは気をつけてください






部屋のコップは洗っているの?

という話がよくありますが基本洗います

ただ、気をつけていただきたいのが、未使用の袋やタグを使用後に再装着して元に戻されると
使っていないと勘違いされ、そのままにされる可能性があります
部屋の清掃はパートさんや、業者がされるので、袋がかかってたら多分そのままにされます
なかなか無い話だと思いますが、部屋の食器類は軽くゆすいだり、良くみてから使ったほうが無難です

世の中には悪意を持って余計なことする人が必ずいる

あと欧米の方は香水がすごいです、ビン割ったんじゃないかと思うくらいです
匂いの問題はホテルの管理の結構難しい問題になります
一度ついた匂いはなかなか取れないんで




料理の話を少し



私はバイキング会場にいたりもしたんですが、基本的に食材は冷凍になります
廃棄ロスを嫌うので、基本的に凍っているものを仕入れます

ホテルの本気度を見たいなら、生のものがどの程度あるのか見ていただくといいと思います
今の世の中なんでも売っているので、料理人なんか必要ないのでは、というレベルです

たとえばパンも売っている物を並べただけなのか、冷凍の生地を発酵させて焼いたものなのか
本当の手作りなのか、で本気度がわかります
ただ残念ながらパンを焼いているホテルなんてリッツカールトンくらいです
なぜなら、普通のホテルでパンを焼くだけの場所や人を用意する余裕なんてないからです






男女関係の話だと


不倫なんか日常茶飯事です
拘束時間も長く、休みも不定期なので離婚も多いです
また、離婚して生活のために仲居さんとして働くような人もいます
仕事が終わってから食事に行く同僚にはこまったことありませんでした
新入社員に手を出すなんて楽勝でできます
ただしそれをすると結婚するか、仕事をやめるかの2択を迫られます






今は旅館でも朝食はバンケットホールでバイキング、というのが多いです
お客さんもそれを好みます
部屋で静かに朝食を、というお客様は減りました
また洋室の割合も高いところが多いと思います






お客様よりも実は、社員同士のコミュニケーションのほうが大切だったりします
どうしても人にお願いすることが多いので、普段からだれとでも仲良くしておきます
あるいみお客様より同僚や派遣、バイトさんに気を使います
威張らず、笑顔で、冗談、シモネタも大切です
今思うと、セクハラまがいのこともしょっちゅうしてました
よくスタッフ同士が話しているのを見て、客前で何やってんだよ、と思うかもしれませんが
そういうとこのほうがスタッフの質はいいかもしれません
あんまり褒めれたことではないんですけどね


ヤクザ関係は困ります
宴会のセッティングにも気を使います
でもああいう人たちは仲良くなれればいいお客さんにもなります





でかくて有名な旅館 と 小さくてそこそこな旅館
どっちの方が仲居さんには良い職場になりやすいのだろう?


仕事としては小さいとこのほうがいいと思いますよ
自分に裁量も与えられるおもうし
大きいことだと完全なコマ扱いです
毎日の業務に忙殺されていろんなことが麻痺します




小さい旅館の仲居さん、女将さんは親しみやすげな人が多かった
近所の品のあるおばさんって感じで


宿泊代のお話



高い部屋だと一人3万以上
安くて1万五千円
それにサービス料
家族4人で来ると10マンコースです

食事の原価はどこも同じですが3割です
なので実は2000円多くだして、料理アップしても原価は600円しか違わなかったりします

ホテルや旅館選びで一番大切なので、建ったのがいつか、という点です
新しければ新しいほうが確実にいいです

今はサービスで差はつきません。そこまでの人的余裕がどこもないし、人件費に裂かないからです
リゾートホテルで失敗したくなければ新しいこと泊まってください
設備なんて5年違えば、全然違ってきます
料理にしたって、今は素泊まりでコンビニ弁当持ち込まれる時代です
情報化社会なので、近所のおいしいお店なんてスマホでいくらでも探されてしまいます
ホテルでサービス料払って食べる方は減りました


サービスは身につくというか、元から持ってる部分が大きいと思います
感じがいい、というのはなかなか身につくものじゃありません
新入社員の段階から感じのいい子は感じがいいし、だめなのはダメです
仕事の段取りはあとから身につきますが、接客だけはなかなかそうはいきません


若い子とくっつけるのかちょっとしたら転職いたします


接客が命と言っても過言ではない旅館の現場でも個人の資質に頼らざるをえないのか…


手をだすならバイトがオススメ
基本的に外食産業なので、ずっと続けられる仕事ではないです

今は旅館も接客しませんし、お客様も案内のついてに部屋でお茶を入れてもらうことを望んでいません
どんどんホテル化していくと思います






いいサービスをしてもらいたなら、何度か行って顔を覚えてもらうこと
予約の段階で仲居さんの氏名をすることも可能です
その場合、氏名されたほうも当然うれしいので、サービスは全然違ってくると思います
といってもなにか貰えるとかはないですけどw

できれば働いている人の名前を覚えて、~~さんいらっしゃる?とフロントで声をかけていただけると
モチベーションになります。人は金か人の気持ちでしか動きません。これは社員もお客様も
同じです。




お客様でめんどうくさいのが「先生」と呼ばれる人です



教師、医師、弁護士、警察は宴会の散らかし方ががひどい、チェックアウトの後の部屋が汚いので有名でした
ビールやおつまみをちらかしまくる、部屋が汚いので必然的に忘れ物が多い、と仕事のわりにいい加減な人が多い印象です

芸能人もたまに見られましたが、そんなに目立つことはされません
基本部屋にこもるので、姿も見ませんし
野球選手はやったら派手な車で、びみょーな私服が多いです
異常な率でヴィトンのコロコロを愛用するのも野球系です
政治家とかも気は使いますが、支配人レベルの話。末端にしてみればほとんど接点もないので。








年収も教えて頂きたい



年収は350くらいでした
でもこれでもマシなほうだったと思います
もっと安いとこはいくらでもあります
ただ食と住にはあまり困りません、寮があるし、3食食堂で食べれるので
普通の会社と違うのは、朝も夜も社食があるってことですねw




あとはホテルという性質衣食住にまつわる物が手に入りやすいというのもあります
たとえば、残りが3割くらいになったトイレットペーパーはそのままにしておけないので
捨てます。
でももったいないのでもって帰ります
古くなったタオルやアメニティーをもらったり、禅つきの鍋のお肉やお造りを持って帰ったり
することもしばしば
すき焼きのとき、ヨード卵光をつけるんですけど、余ったヨード卵は人気でしたねw

またレストランで働くと、お客様が残したり、持ち込んだお酒の残りを飲めたりします
持ち込んだワインを少し残しておくっていうのは、実は暗黙の了解みたいなもんで
これ飲んで、勉強してね、って意味があります
ロマネコンティやマルゴーに口つけたことありますが、高いワインは庶民の口には合わないな
とつくづく思います
逆に日本酒や、焼酎の高いものは苦手な人や女性向です


この時期(年末年始)は休みはほとんどなく、月に4日ほどしか休めない人もいます
仲居さんだと2週間休み無し、とかあります
この時期は倒れたり、蕁麻疹でたりする人が多発します
休みは、年間で90日程度、有給はあってないようなものです
毎月バランスよく休めればいいのですが、忙しい時期は休みがなく暇な時期は月12日休み
とかいうお構いなしのシフトが組まれます
まぁ休めるだけマシな会社だったのでしょう
本当のブラックだと毎月休みが週1、とかだと思うので

また上にも書きましたが、ホテルで忙しいのは朝と夜です
朝食の準備は朝5時から、夕食は3時半くらいからになります
なので5時から出て、長い昼休みをとり、夕方出てきて、10時に帰る、そしてまた次の日5時に。。。。
ということもしばしばです
7時に朝食をとる、ということはその2時間前から働いているっていうこと。。。




食と住があって350はホワイトだろ。
制服も貸与だろうから実家暮らし以上に金が貯まる。
逆に俺が行きたい。
同じサービス業だったが年収300しかなかった。
フロント主任の肩書き付けられたが名刺すらくれないで責任だけ押し付けられる糞ブラックだった。




温泉旅館の仕事どうやって探すの?




転職支援サイトとかから普通に探せますよ
あとはリゾート専門の派遣会社もあります
繁忙期とそうでない時期があるので、正社員より派遣のほうが会社としては使いやすいのでしょう
ただ、サービスの質は下がります
ゆえに旅館のホテル化が進みます
すべてが効率重視、セルフサービスになるので

確かに年収350でも貯金はできました
でも10年たっても年収は400がせいぜいなんです
支配人もホテルには数人しかいません
つまりポストがないので出世がないのです

独身寮ぐらしで一生を終えれるならありでしょう、でも結婚しても共働き、子供の記念日にも家にいれない
そんな人生でいいのか、ということになります




ホテルマン、仲居さん、というとやはりそれなりの外見が求められます
ハゲでデブでメガネのフロントマンをリッツカールトンで見ることはないでしょう
つまり若い社員を使い捨てたい、というのが会社の本音です

そして、旅館はその多くが一族経営なのです
一族経営が悪いとは言いませんが、配膳や宴会場の準備をしたこともない
経営者が、2代、3代と続けば、その多くが傾いていきます
多くの会社がそうであるように




かわったお客様の話

・温泉つきの部屋を予約、チェックインの時間に風呂を入れて布団をしいておくよう指示
 来たのはおっさんといかにも夜っぽいおねーさん。来てすぐ何をするんだろー
・宴会コンパニオンの衣装がチャイナとかサンタ、なんかしらんが集まる男性従業員
・娘のお見合い写真を見せてくる常連のオバサマ
・男性二人のお客様。なんの問題もないんですけどね。。。。
・おとなのおもちゃの忘れ物











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