テクノストラベル@読み捨てかわら版@これってどうなの旅の今昔

2004年12/20から、つらつらと書き続けて参りましたブログがプロバイダ閉鎖によりやむなくこちらに引越し致しました(涙

規模が大きい海外旅行が専門の旅行代理店は・・・

2020-06-26 04:44:16 | 感染症
かつては駅や街中の一等地には必ずと言ってもいいほど

旅行代理店が店舗を構えていた それも1階の路面に面して

それが今では大阪では探しても無い(笑)

随分前に
新宿に旅行情報誌出版社の友人Tと待ち合わせして当時の噂の あの 鳴り物入りのJTBと対抗か⁉️
との格安航空券販売再大手旅行代理店の様子を観に行ったが 懐かしい・・・・それが


有料版の記事頂きました 下村さん まいど ありがとうございます



HIS、コロナ禍試す「海外旅行8割」の戦略
2020/6/24 2:00 (2020/6/24 5:35更新)
日本経済新聞 電子版から

旅行大手のエイチ・アイ・エス(HIS)の苦境が深まっている

国内での移動制限は緩和されつつも、売上高の8割占める海外旅行事業の不振が響くのはこれから

新型コロナウイルスはこれまでの拡大戦略にも影を投げかけている。

HISは19日、19年11~20年4月期の最終損益の予想を34億円の赤字(従来予想は8億円の黒字)に修正した。

同じ期間での最終赤字は02年の上場以来初めて。20年10月期通期も11億円の最終赤字とする従来予想を「精査中」としており、
さらに悪化する可能性もある

1980年創業の同社は海外旅行ブームに乗り、格安航空券の販売を伸ばしたことが成長のきっかけとなった。

その海外旅行について「売り上げがほぼない。非常に厳しい」と


同社幹部が嘆くのは事業の性質上、先行きがなお不透明だからだ。
一つには海外子会社との決算期のズレがある。ホテル事業の海外部門や、日本人の滞在中のオプション手配や外国人の海外旅行などを手掛ける海外法人は7月期決算だ。海外法人の2~4月期業績はHISの5~7月期に反映される。HISは3月中旬から旅行ツアーを次々と中止し、4月の海外旅行取扱高は前年同月比99%減った。いまも大多数の国内店舗を閉めている点などを考慮すると国境を越える旅行需要の回復は当面あてにできない。



国際旅行への依存度も高まっている。近年は積極的なM&A(合併・買収)を手掛け、カナダや香港の旅行会社などを相次ぎ傘下に収めてきた。全体の売上高のうち国内旅行と訪日旅行を除いた海外旅行関連が占める比率を単純計算すると、19年10月期は78%に達する。15年10月期と比べると3ポイント増えた。

国際旅行では出入国制限の緩和に向けた協議が始まるなど明るい材料もある。
中国なども国境制限を緩め始めているが、いずれもビジネス渡航の話だ。

PCR検査の能力などが制約となり、

HISが強い観光旅行の解禁には時間がかかるとみられる。

国際航空運送協会(IATA)は世界の国際線の旅客需要が19年の水準に回復するには24年までかかると予想

みずほ証券は「旅行全体の見通しの厳しさを考えると、(HISの3月時点の通期計画は)大幅な下方修正を余儀なくされる」と指摘する。

国内では19日に都道府県をまたぐ移動自粛が解禁されたものの扱う旅行商品は限られ、業績への恩恵は限られそうだ。
国内外で厳しい状況が続くとなれば、これまでの拡張戦略の点検も必要となりそうだ。
HISは海外事業の強化に向けたM&Aを進めた結果、19年10月期の総資産は5773億円と15年10月期の1.9倍に増えた。

問題は利益成長が追いついていないことだ。資産をいかに有効的に使って稼いだかを示す総資産利益率は、2.1%と同じ期間に1.4ポイント下がったのだ。各地での競争激化により、効率的に利益を伸ばせていないと言える。ここにコロナ影響が加わり、業績の落ち込みが厳しくなった。
「ウイズコロナ」時代であれば、なおさら拡張を前提とした戦略は描きにくい。24日には19年11~20年4月期の決算発表を予定する。
そこで20年10月期予想やその先の戦略についてどう説明するのかに注目が集まる。


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