叢雲会ブログ

叢雲会 刀匠達の四方山話

さぶいねぇ  ビンゴ住人

2008-12-22 18:32:50 | Weblog
お久しぶりでやんす。
遅れに遅れた刀造りと、家の片付けに明け暮れていました。もう少しで片付きそうです。と言うより、明後日我が家でクリスマス会をするので、それまでには終わらせなくてはいけないのです。もうひと踏ん張りです。

前の家は築80年で、何度か雨漏りもしました。また、南側に窓が無く裏は山なので、日当たりが悪く、年中じめじめとしておりました。梅雨時はかび臭さでくしゃみが出るほどでしたが、借家なので勝手に直すわけにもいかず、とても住みにくさを感じていました。
今度の家もかなり古いのですが、私も大工を手伝いながら大規模にリホームをしました。雰囲気のある和室はそのまま活かし、状態の悪い部屋は、天井と土壁と床を剥がし、ザックリ作り直しました。まだまだ直したいところはありますが、じっくり考えておいて、次の機会に再リホームしたいと考えています。自分の家は、住みやすく作り直すことが出来るので楽しいです。

さて、話は終わったようですが、お守り刀展覧会について一言。
この展覧会は、まだまだよちよち歩きで改善すべき点も少なくないと私も感じています。でも、誰のお仕着せでもなく自分達で始めた展覧会です。知恵を出し合って、いい展覧会に育てていくべきだと私は考えています。松葉さんの言うように、鍛冶屋にとってかなりしんどい展覧会ですが、とにかく5回を目指してがんばりましょうよ。
行き掛かり上編集に関わっている「精炎」担当も、5回まではとにかく頑張ろうと思っています。この景気の悪い中、新しい広告も探すつもりです。これまで、現代に生きる刀職人を紹介する雑誌が、一般書店に並んでいなかったのは大きな損失だと考えています。

私たち刀鍛冶は、自分たちのことを人任せにし過ぎて来た様な気がしています。