M's 備忘録

「頭蓋咽頭腫」という脳腫瘍の闘病記を主軸に、
日々の備忘録をブログにつづります。

年末からの波乱万丈8(頭蓋咽頭腫と検査入院)

2010-02-14 11:16:20 | 闘病記
とうとう検査入院です。
スケジュールはこんな感じでした。
  1日目:3D-CT検査
  2日目:MRI検査(腰、首、頭)
       MRI検査(頭、造影剤入り)
  3日目:4日目の検査準備
  4日目:血管造影検査
       カテーテルを足の付け根の動脈から入れて、
       血管の様子をレントゲン撮影する検査です。
       検査が始まるまでは、かなり怖かったです。
       造影剤は、右半分、左半分別々に入れていきました。
       造影剤が入ってくると、入ってきた頭の部分がキッチリ
       「熱く」なっていくのは不思議な感覚でした。
       (そこはなぜか楽しんでしまいました。^^;)
  5日目:MRI検査(頭、局部)
  6日目:日曜なので検査は無し(今日です。)
  7日目:3D-CT検査(造影剤入り)

いよいよ明日の検査後、手術の詳しい説明があります。
ということで、この闘病記は、ここで一度休憩となります。

年末からの波乱万丈7(頭蓋咽頭腫と名医)

2010-02-14 11:08:15 | 闘病記
とんでもない医師と決別して数日、
いよいよ紹介していただいた名医の病院にて診察です。

その日は相方共々かなりのハイテンションです。
 (一応、院内ではおとなしくしてましたが、
 返事が妙に元気良かったと思います。)

さすがに外来の患者さんでごった返していて、
しばらく待った後にいよいよ診察です。
予め渡しておいたカルテや画像を見ながらのお話です。
きちんと順序だてて説明を頂き、話が一区切りする度に
 「なにか質問はないですか?」 とやさしく聞いて下さいます。

そして、手術に対する不安を伝えると、
 「大丈夫。開頭術なら僕が、鼻からならうちに
 トップクラスの医者がいますから、
 彼にやってもらうことになると思います。
 鼻からの方が確かにリスクは少ないので、
 彼に相談して出来そうであれば彼にやってもらいます。
 だから、大丈夫ですよ。」
と頼もしい言葉。


「大丈夫」

たとえリスクがあることが分かっていても、
自分の主治医から聞きたかったのは
この言葉だったんだと思いました。

 これで、安心して手術に望めます。
 「よろしくお願いします。」
もう質問は必要ないと思いました。

ちなみに、手術に関しての説明ですが、以下の通りでした。
  ・手術前にまず1週間程度、検査入院する必要がある。
  ・手術は1日で終わる。(どの術式でも)
  ・手術後、合併症等の様子を見るため、
  2週間~3週間程度入院する必要がある。(どの術式でも)

その後、手術するにあたり検査がありました。
  ・血液検査
  ・心電図
   →その日はなにも言われませんでしたが、
    後日「睡眠時無呼吸症候群」の気があったようです。(^^;
  ・心臓のレントゲン
  →ちょっと大きくなっていたようですが、問題なしと診断されました。
    (新婚太りが原因?!)
   手術するのに問題ない体だと診断されました。

 後は手術前の検査と手術を残すのみです。
相方と心晴れやかに家路につきました。(^^)