M's 備忘録

「頭蓋咽頭腫」という脳腫瘍の闘病記を主軸に、
日々の備忘録をブログにつづります。

去年からの波乱万丈2(脳腫瘍 闘病記)

2010-02-09 08:44:01 | 闘病記

去年からの波乱万丈

の続きです。


脳腫瘍と診断されて、その場で出来るだけ質問してみました。

・「ストレスや、寝不足が原因でしょうか?」
 →「これは、先天性(生まれつき)のもの。時間をかけてここまで大きくなったんだよ。」

・「目が見難くなったのは、突然なんですけど?」
 →「視神経の限界を超えるまでは、普通に見えるし、限界を超えるとこんな症状が突然でてきますよ。」

・「どのくらいの期間、入院する必要がありますか?」
 →「手術後、二週間位だよ。」

そして、話は手術について。
「これは早く取っちゃいましょう。
 で、手術が出来る病院は、これだけありますけど、
 どこにします?」
と聞かれたので、
「じゃあ、ここでお願いします。」
そこそこ大きい病院を紹介してもらいました。

このときは、「良性だし、簡単そうだし、二週間位ならどこでも問題ないや」と軽く考えて仕事場に近い病院に決めました。



近い日でその病院の予約が取れたので、年内に一度診察してもらえることに。
そこでの診察。

「この画像じゃあ、はっきりしないから、ちゃんと撮りましょう。
 血管の状態も見てから、きちんと腫瘍の判断をしましょう。
 今日はCTと血液検査をやっておきましょうね。
 MRIですが、ここだと2ヶ月待ちなんで、すぐやってもらえる病院を紹介するんで、
 そこでMRIを撮ってきてください。」
いわく、造影剤を入れた状態でMRIを撮ると、はっきりするんだそうです。
で、血液の採取とCT撮影をしてその日は帰りました。


紹介された医者の診断とは別に自分でも調べようと、
(紹介された医者が、あまりにも若く、どうも信用できなくって・・・。)
最初の診断のお話や、MRIの画像での位置から「下垂体腺腫」じゃないかな~と。
(最初の診断では「脳腫瘍」としか伝えてもらってないんですね。)

これだと、手術も簡単に出来ているみたいだし、
心配することはないのかな~と自分を安心させることにしました。


補足:
 手術方式は、以下の方法があるそうです。
  ・鼻の穴から取り出す方法
  ・頭の側面を開けて、脳を持ち上げて取り出す方法
  ・頭の上面を開けて、脳を左右によけて取り出す方法

 このうち、鼻の穴からが負担や障害がもっとも少ない方法だそうで、「下垂体腺腫」はほとんどその方法だそうです。