
クモといえば電車という方には肩透かしw
虫の蜘蛛(クモ)である。
クモといえば網状に張られたクモの巣(*)。
家の周りには掃っても掃っても女郎蜘蛛の巣だらけ

最近は不快害虫(ニューサンス)という呼び方もあるようだ。
その多くが人畜無害ながら得体が知れないというだけで害虫呼ばわりされるのは心外かもしれない。
さらに、クモは害虫駆除もするので益虫という見方もある。
名誉毀損か人権侵害で訴えようにも虫には訴訟要件が満たされるとも思われないので門前払いとなるだろうから哀れなことよ。
そこまでクモに同情しつつも、さすがに玄関まわりだけは困るので不快害虫忌避剤のスプレーをかけている

庭の花についていたこのクモ。
あれこれ画像を見比べてみたのだが、コガネグモ科ヒメオニグモ属のサツマノミダマシだろう。
しかし、別の角度から撮った写真では脇腹が黒っぽく見えるので同じ属のワキグロサツマノミダマシかもしれない。
よくにた種類がいくつかあるらしいのだが、腹の色というのも重要なポイントだとか。
クモというのは意外とおとなしい虫で、滅多なことでは人に噛み付いたりしないそうだ。
しかし、摘み上げて腹の裏まで観察する気にはならない。
「昆虫と大差ないだろう?」と言われればたしかにそうなのだが・・・
私がと言う人がいたら「どうぞどうぞ」と

(*)
些細なことなのだが、一般的に「クモの巣」というと「クモがネバネバする糸で作る放射状の網」のことを思い浮かべる。
しかし・・・
「あれは獲物を取るために張り巡らす網である。
クモの住まいではないので巣ではない。
英語ではちゃんと『クモの巣=ネスト』『クモの網=ウェブ』と分けている」
という記述を見つけた。
しかし、職住兼用の巣もあるようだし、実際のところ日本語では「クモの巣」という表現で十分通用するのであえて「クモの網」とは書かなかった。
蛇足だとは思うが、こういうことが気になる性分なので
