面白く、そして下らない

私は批判をして何かを為した気になっている大衆の一人に過ぎないが、何か少しでも波紋を起こす小石になれればと書いている。

無能な働き者小泉進次郎

2021-03-10 21:26:54 | 政治
~~引用ここから~~

コンビニでスプーン有料化検討、小泉環境相「自分で持ち歩く人が増える」 : 政治 : ニュース

政府は9日、事業者にプラスチック製品の削減を義務づけるプラスチック資源循環促進法案を閣議決定した。今国会に提出し、2022年4月の施行を目指...

読売新聞オンライン

 




 政府は9日、事業者にプラスチック製品の削減を義務づけるプラスチック資源循環促進法案を閣議決定した。今国会に提出し、2022年4月の施行を目指す。環境省は成立後、省令でコンビニエンスストアのプラ製スプーンや飲食店のストローの有料化などを検討している。

 法案は、プラスチックごみ(プラごみ)の排出を抑制し、資源を循環させることを目的とした新法で、製造、販売、回収の各段階で新たな措置を盛り込んだ。

 販売段階では、コンビニなどの小売店やレストラン、カフェなどの飲食店に対し、プラ製品の使用削減を義務づける。事業者が取り組むべき対策は成立後、省令で定める。環境省は、使い捨てのプラ製スプーンやフォーク、ストローなどを対象に〈1〉有料で提供〈2〉受け取らなかった客にポイントを還元〈3〉代替素材への転換――などの対策を示し、いずれかの対応をとるよう義務づける方向で検討している。

 対策を講じない事業者には、国が指導や命令ができ、命令に違反した場合は50万円以下の罰金が科せられる。

 製造段階では、全てリサイクル素材で作られた容器など環境に配慮した製品を国が新たに認定する制度を創設する。名称やマークを決めて周知し、消費者に環境に優しい商品の購入を促す。

 企業のオフィスや工場から出る包装資材などに関しても、大量排出をする事業者に抑制やリサイクルを義務づける。市区町村に対しては、家庭ごみを収集する際、新たに「プラごみ」の区分を設けて別に回収するよう努力義務を課す。

 プラスチックを巡っては、昨年7月から容器包装リサイクル法に基づいて小売店のレジ袋が有料化されている。小泉環境相は新法案について「コンビニでスプーンなどが有料化されれば、自分でスプーンを持ち歩く人が増えていく。こうしたことでライフスタイルを変化させていきたい」と述べた。
~~引用ここまで~~


小泉進次郎は無能な働き者としか評価しようがない。「進次郎話法」と意味があるようで実のところ何を言っているのかさっぱりわからない小泉進次郎の話し方は揶揄されている。ネット世論も小泉進次郎を見限っているようだ。それは良い。

小泉進次郎はレジ袋有料化を成功だったと思い込んでいるようだが、レジ袋を作るのに大して石油は使わないし、海洋ごみに占めるレジ袋の割合はわずか0.4%だ。誤差の範囲だ。それを減らしても海はきれいにならない。

ましてエコバッグを持ち歩くことにより万引きが増えたことはどうするのだ。環境は改善されていないのに万引きにより小売業は損害を被る。万引きする人間が悪いに決まっているが、万引きしやすい環境を作るべきではない。レジ袋有料化は犯罪者を増やしてしまっている。

そしてスーパーやコンビニでレジ袋を貰って使っていたポリ袋をわざわざ買っているのだ。ごみが増えるだけだ。レジ袋は多用途に使えて最後にはごみ袋に使えるエコな存在であった。レジ袋有料化は間違いなのだ。

環境問題は一歩引いて考えたい - 面白く、そして下らない

プラスチックのスプーンやフォーク、ストローなどプラスチック製品の何%なのだ。減らしたところで意味があるとは思えない。政府が国家権力を使って企業に強制するべきであろうか。そんなことに貴重な労力を費やすなら他にすべきことがあるだろう。環境省の管轄でも福島第一原発の処理水をどうするか、などだ。

企業がコスト削減をする際の鉄則は細かいコスト削減はしないということ。例えばコピー用紙は裏まで使うとか。大企業であればそれだけで100万円くらいコスト削減になるかもしれないが、それだけで従業員がコスト削減した気になってしまい本質に手をつけなくなってしまうからだ。小泉進次郎のやっていることはまさにそれだ。「コピー用紙を裏まで使うコスト削減法」でしかない。いやしくも国務大臣がやる仕事ではない。木を見て森を見ず、だ。

例えば割りばしを支那から輸入するのではなく、飲食店でも何度も使えるプラスチック箸に代替するのではなく、国産の「間伐材」を使った作って割りばしを使用するよう義務付けないし推奨すれば良い。それにより少しコストは掛かるが日本の森林を手入れする費用が賄え環境に良い。小泉進次郎はそういうことをすべきなのだが、的を外したことばかりしている。

小泉進次郎が環境相で良かった。文部科学相だったりしたら思い付きで教育行政をかき回し教育現場をズタズタにしていただろう。総務相なら通信行政を、国土交通相なら建設、運輸行政を、防衛省なら自衛隊を思い付きでかき回していたことだろう。まして外相や財相だったらと思うと想像することさえできない。国民も将来の首相候補に小泉進次郎は相応しくないと理解してくれただろうか。

しかしレジ袋有料化も飲食店やコンビニのプラスチック製品の強制削減など莫迦げている。大して使用する石油は減らないし環境も良くならない。不便になるだけだ。ましてスプーンを持ち歩くような面倒な生活をしてたまるか。

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