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『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』 映画

2012-03-17 21:31:29 | movie
2012年  製作国:イギリス
監督:フィリダ・ロイド
出演:メリル・ストリープ/ジム・ブロードベンド/アレキサンドラ・ローチ/ハリー・ロイド


【ストーリー】
雑貨屋の娘として生まれたマーガレット(アレキサンドラ・ローチ)は、政治意識が高く町民議会で演説する父(イアン・グレン)の姿を見て育ち、24歳の若さで下院議員選挙に立候補する。その選挙には落選したが、彼女に好意を寄せる青年デニス・サッチャー(ハリー・ロイド)の求婚を受ける。専業主婦になる気はないと言い放つ彼女にデニスは、「だから君と結婚したいんだよ」と微笑む。結婚し、2人の子どもに恵まれた後、下院議員に当選、政治家の道を歩み始めたマーガレット(メリル・ストリープ)はついにイギリス初の女性の首相となる。“鉄の女”の異名を取り、財政赤字の解決やフォークランド紛争の勝利など成果をあげる一方、その政策は国民の反感も買い、彼女は英国のリーダーであると同時に嫌われ者にもなり、やがて辞任へ追い込まれる。そして現在、老境に達し認知症を患う彼女は自らの栄光と挫折を振り返り、常に自分を支えてくれた亡き夫(ジム・ブロードベンド)に思いを馳せる。


【感想】
なんだかとても、悲しい。
彼女は幸せだったの?と思ってしまう。
政治に強い信念を抱いていた頃、辞職に追い込まれたとき、その後。
鉄の女の影はまるでない、年老いたサッチャー元首相。

男性ばかりの政治の世界に飛び込んだこと、初の女性首相になったこと、首相になってたくさんの決断をしてきたこと、それに伴う責任と批判と敵意。

性別関係なく、並みの人間じゃ耐えられない。並みの人間じゃないからこそ首相になったんだろうけど。

すごい。羨ましいとは思わないけど、彼女は彼女のやりたいことをやったんだろうから、他人がどうこういうべきものじゃない、か。

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