季のはな*季のいろ

散歩道で出会う花など♪

秋桜 コスモス こすもす Cosmos 🌸 それぞれの秋 それぞれのコスモス物語 😊

2022-10-11 | 散歩道の花


 散歩道に コスモスの花が咲き 日々増えてきました 😊
 コスモスはメキシコ原産の花で 18世紀末にメキシコからスペインの王立植物園に贈られて
 その時【Cosmos】と名づけられたと言います。
 日本には 明治12年に美術教師ラグザー氏がイタリアから持ち込んだのが最初だそうで
 日本名は 【コスモス】または【こすもす】と表記されていたようです。

 コスモスを漢字で【秋桜】と書くことがポピュラーになったのは あの昭和の名曲の誕生によってでした 
 1977年(昭和52年) 山口百恵さんが歌われた『秋桜』です  
 作詞作曲は さだまさしさんでした
 懐かしく 遠い… 秋の日 

 

 ” やさしいね 陽のむらさきに 透けて咲く 去年の秋を 知らぬコスモス ”   ( 俵 万智 )


            



 ” コスモスの 花遊びをる 虚空かな ”   ( 高浜 虚子 )


            



 ” いつしかと こすもす咲きぬ 草の中 細雨の前の ともし灯のごと ”   ( 与謝野 晶子 )


            



 ” コスモスが揺れ 蝶が揺れ 空が揺れ ”   ( 前山 百年 )


            



 ” 西日さす コスモスのはなの 花かげに ましろき蝶の まひてをるかな ”   ( 若山 牧水 )
                              ※ 写真は ましろき蝶ではありませんが~~ (*´艸`*)


            


                              ※ テントウムシもやってきました~ 


            



 ” コスモスの 白き空にて うちそよぎ ”   ( 山口 青邨 )


            


 ” 誰もゐないで コスモス そよいでゐる ”   ( 種田 山頭火 )


            



 そして コスモスは 【秋桜】から【Cosmos】へと 旅をして戻ります (*´艸`*)
 メキシコからスペインに渡った花を【Cosmos】という名前にしたのは
 Cosmosが ギリシャ語で <宇宙の秩序>を意味する言葉だったからだそうです 

 宇宙の秩序  これからこそが それを求められていく時代のような気がして
 優しいコスモスの花が それを支えていくのも夢じゃないような気もします 


            

 
 いろいろな事が変化して 新しくなっていく時代 
 いつか メキシコからスペインへと コスモスを贈ったように
 もう何世紀かしたら 今度は地球から【Cosmos】という名前の花を
 宇宙のどこかの星へ贈る時が来るかもしれません 

 その日まで コスモスの花を大切に育てて存在させておかなくては~~ (*´艸`*)

 コスモス(秋桜) (キク科コスモス属)
 花言葉は 「乙女の真心」「調和」「謙虚」
 

            


    
      今日も とりとめのないブログを見てくださいまして 有難うございました 💖