散歩道に コスモスの花が咲き 日々増えてきました 😊
コスモスはメキシコ原産の花で 18世紀末にメキシコからスペインの王立植物園に贈られて
その時【Cosmos】と名づけられたと言います。
日本には 明治12年に美術教師ラグザー氏がイタリアから持ち込んだのが最初だそうで
日本名は 【コスモス】または【こすもす】と表記されていたようです。
コスモスを漢字で【秋桜】と書くことがポピュラーになったのは あの昭和の名曲の誕生によってでした
1977年(昭和52年) 山口百恵さんが歌われた『秋桜』です
作詞作曲は さだまさしさんでした
懐かしく 遠い… 秋の日
” やさしいね 陽のむらさきに 透けて咲く 去年の秋を 知らぬコスモス ” ( 俵 万智 )
” コスモスの 花遊びをる 虚空かな ” ( 高浜 虚子 )
” いつしかと こすもす咲きぬ 草の中 細雨の前の ともし灯のごと ” ( 与謝野 晶子 )
” コスモスが揺れ 蝶が揺れ 空が揺れ ” ( 前山 百年 )
” 西日さす コスモスのはなの 花かげに ましろき蝶の まひてをるかな ” ( 若山 牧水 )
※ 写真は ましろき蝶ではありませんが~~ (*´艸`*)
※ テントウムシもやってきました~
” コスモスの 白き空にて うちそよぎ ” ( 山口 青邨 )
” 誰もゐないで コスモス そよいでゐる ” ( 種田 山頭火 )
そして コスモスは 【秋桜】から【Cosmos】へと 旅をして戻ります (*´艸`*)
メキシコからスペインに渡った花を【Cosmos】という名前にしたのは
Cosmosが ギリシャ語で <宇宙の秩序>を意味する言葉だったからだそうです
宇宙の秩序 これからこそが それを求められていく時代のような気がして
優しいコスモスの花が それを支えていくのも夢じゃないような気もします
いろいろな事が変化して 新しくなっていく時代
いつか メキシコからスペインへと コスモスを贈ったように
もう何世紀かしたら 今度は地球から【Cosmos】という名前の花を
宇宙のどこかの星へ贈る時が来るかもしれません
その日まで コスモスの花を大切に育てて存在させておかなくては~~ (*´艸`*)
コスモス(秋桜) (キク科コスモス属)
花言葉は 「乙女の真心」「調和」「謙虚」
今日も とりとめのないブログを見てくださいまして 有難うございました 💖