雅藍(がお)っぽさまるだし2。

芝居やゲームやWWEや映画やライブを糧に人生を何とか過ごしてる、そんな雅藍(がお)さんの日々をまるだし。

いまさら「有頂天ホテル」:コレが見たかったのよ三谷監督!!

2006年03月25日 | 大スクリーンに無限の夢(映画)
昨日のた打ち回ったので、今日は正直いけるのかどうか不安ではあったけど、
朝起きた段階で何とか持ち直したので、
一念発起、最近お気に入りになった「ユナイテッドシネマとしまえん」にて、
「The有頂天ホテル」を観てしまう。

見に行くまで、長かったなぁ…。

もっと早くに見に行きたかったんだけど、混雑とタイミングの悪さのため、
上映終了ぎりぎりになってしまった。

でも、ぎりぎりでも見れて良かったし、見に行って満足でした。
実は2時間半ぐらいあったのですが、全然長さ感じなかったし。


正直、今までの三谷さん作品は一応一通り見てる…はず…なんだけど、
今までって、なんだか「三谷さんの力がまだ完全に出てないかなぁ…」って、
気がしてたんですね。
「ラヂオの時間」とかはそれなりに好きでしたけど。

でもね、今回は違った!
もうね、見終わった後、
「これだよ三谷さん!!
私はこの三谷作品が見たかったのよ!!」

と叫びたくなりましたね。

流石に映画館では叫べないので、心の声で叫びましたが。

「ラヂオの時間」のドタバタをパワーアップさせて、
しかもより集団劇・群像劇の度合いを深めていて、
まさに三谷幸喜の真骨頂!
しかもカメラワークとか編集も群像劇を盛り上げるように作られていて、
お腹いっぱいになりました。

若干、無理矢理っぽいかなぁ…という箇所もなくはなかったけど、
それはそれ、役者パワーもあいまって、
「…ま、楽しかったからいっか!」と感じてしまいました。

なにより、映画館で、しかも流石にお客も人数少ない状況で、
一目を気にすることなく思いっきり笑わせていただきました。
(コレって、実は意外と大変なことなのよ?)
他のお客さんも思いっきり笑ってて、共有感もあったような。

こんなホテル、泊まるのは大変だろうけど、
でもこんな大晦日は一生に一度は過ごしてみたいよねぇ。

…もっとも…一生に二度以上は勘弁ですが。


最近「三谷幸喜」があまりにメジャーになりすぎて、
逆に「東京サンシャインボーイズ」の頃のキレが足りないような気がして、
なんとなく物寂しくも感じてたのですが、
今回の「The有頂天ホテル」は久しぶりに三谷節を徹頭徹尾堪能した気分です。

横にいた中学生ぐらいの女の子のマナーが気になったのも、全部許すわ。
見に行って、ホントよかったぁ…。


久しぶりに映画熱が再燃してきました。
合間を見て立て続けに見に行こうかなぁ。
「エミリーローズ」も早く観たいのだけど、
実は今強烈に見たいのは…


マンダレイ


なんだよね-。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« こんなにアニメが沢山上映さ... | トップ | 再び、踏み込む日。 »
最新の画像もっと見る

大スクリーンに無限の夢(映画)」カテゴリの最新記事