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電子マネー:2大方式「エディ」と「スイカ」競争激化

2005-08-06 15:55:01 | デジタルライフ
EdySuicaもどちらもソニーが開発した非接触IC カード技術方式Felicaを利用した技術であり、同じインフラの上で競争している意味では、共通のハードウェアが利用できるのはいい。しかし今後利用できる店舗が二分されていくと、両方式で別々にプリペイドしておくのは、残高管理などもわずらわしい。
電子マネー:2大方式「エディ」と「スイカ」競争激化
普及の原動力の一つが、NTTドコモが昨年から始めた「おサイフケータイ」。「キャッシュカードやクレジットカードだけで財布が膨らんでいるのに、また新しいカードを持つなんて」という不満に応えるため、携帯電話にエディを組み込み、カードなしで利用できるようにした。さらに携帯電話のインターネット機能を使って、銀行口座から直接入金できるサービスも開始。7月からはおサイフケータイの残高を、他のおサイフケータイに転送(送金)するサービスを始め、携帯電話間で電子マネーをやり取りできるようになった。スイカも来年1月、おサイフケータイを導入する予定だ。
 電子マネーを顧客囲い込みのために使う動きも広がっている。宮城県の食品スーパー「アサノ」は、自社カードにエディを搭載。買い物客が同店でエディを使った額に応じ、翌月の買い物代金を最大5%割り引くようにした。割引目当てに買いだめする客が増え、客単価を20%アップさせた。
 一方、スイカ側はJR東日本の乗車カードと一体化で発行枚数を一気に拡大する方針。乗車カードとしての利点をフルに生かすため、すでに相互利用しているJR西日本のIC乗車カード「イコカ」に加え、関東圏や関西圏の私鉄、地下鉄、バス会社とも順次、相互利用を始める。各社のカードをスイカ方式で電子マネー化する構想もある。

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