IBMのPC戦略はハード、OSともに終わったのでしょうか。
IBMの「OS/2」が20年の歴史に幕、2006年末で一般向けサポート終了 (MYCOM PC WEB)
その転機が来たのが1995年だ。Microsoftは、後のWindowsブームを引き起こすきっかけとなる32ビット対応OS「Windows 95」を発売した。またIBMも同年、32ビット完全対応の「OS/2 Warp V3」の販売をスタートさせ、コンシューマ市場をターゲットにMicrosoftのWindowsと本格的なOSシェア争いをスタートさせている。だが結果として、IBMはシェアを獲得できず、翌1996年のOS/2 Warp 4発表をもって積極的なシェア争いをやめ、既存ユーザーのサポートのみに注力するようになる。その後OS/2はサーバ向け機能を強化するなど、どちらかといえば企業ユーザー向けのマイナーアップデートを続けている。