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OASIS WS-RX技術委員会設立 - 歩み寄りをみせる2つのWebサービス規格

2005-05-13 13:10:50 | 情報技術・次世代技術
一般のシステム連携でも適用が想定される時期にまできている。仕様の微妙な違いでシステム連携に混乱が起きないように、早期の統一が望まれます。
OASIS WS-RX技術委員会設立 - 歩み寄りをみせる2つのWebサービス規格 (MYCOM PC WEB)
今回、WS-RとWS-RMという2つの異なる規格が歩み寄りをみせることになった。これは今後Webサービスの統一化に向けた重要な一歩といえそうだ。
これまで、OASISではWebサービスにおける通信を確実におこなうための規格として、富士通、日立製作所、NEC、Oracle、Sonic Software、Sun Microsystemsが共同開発を行ったWS-Rに基づく策定作業が行われてきた。WS-Rは2004年11月にOASIS標準となっている。
WS-Rと適用分野が重複する技術としてWS-RMも存在する。WS-RMはIBMとMicrosoft、BEA Systems、TIBCO Softwareの4社が開発したもので、WS-Rと同様の目的を持つ技術だ。こちらは標準化団体などによらないベンダ独自技術となっている。
WS-RMを開発した4社は4月、WS-RMをベースとした業界標準の策定を行うことをOASISに提案、OASISではWS-RX技術委員会を設立、WS-RXにはWS-RM/WS-R双方の規格策定ベンダが参加して、似てはいるが異なる2つのWebサービスについて相互運用の検討を行うと発表した。
OASISでは、今回の成果を同社の「OASIS Intellectual Property Rights Policy」にのっとってロイヤリティフリーで公開するとしている。Webサービス規格の統一化は、今後Webサービスが普及するうえで欠かせない工程だ。同委員会による今後の取り組みに注目していきたい。



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