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「グリッドに幻滅するのはまだ早い」と標準化団体の議長 : IT Pro ニュース

2005-05-13 13:02:27 | 情報技術・次世代技術
必要に応じてCPU能力を段階的に強化できるようにするシステム設計で、グリッドコンピュータ技術を適用するのはまだ早すぎるのだろうか?
「グリッドに幻滅するのはまだ早い」と標準化団体の議長 : IT Pro ニュース
リネシュ氏によれば、グリッドの普及は3段階に区分できる。現在はその第1フェーズにあるという。第1フェーズでは、単一の組織がコンピュータ資源を共有する。次のフェーズでは、複数の組織の間でコンピュータ資源を共有する。最終フェーズでは、インターネットを介して全世界的に多くの組織がコンピュータ資源を共有する。ただし、「第3段階にいたるまでには10年から15年はかかるだろう」(リネシュ氏)。
 第2、第3のフェーズでは、異なる組織同士でコンピュータ資源を融通するため、共通の取り決めが必要になる。技術面での共通の取り決めが、GGFが進めている標準化だ。「昨年、OGSA(The Open Grid Services Architecture)と呼ぶ、将来的に標準化が必要となるグリッド関連技術の全体像を示した。現在は、OGSAで規定した標準を一つずつ策定している」(リネシュ氏)。


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