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P2P技術とは何か~ブローカレス理論からSNSによるファイル交換サービスまで

2005-03-08 12:52:31 | デジタルアーカイブ
P2Pの3つの分類はわかりやすい。情報の所在はメタデータの流通と一次情報の流通の仕方の違い。デジタルアーカイブのポータルも、当面はWebサービス連携かもしれないが、その先にP2Pを使った検索・提供の方式を採用することになると思われる。
P2P技術とは何か~ブローカレス理論からSNSによるファイル交換サービスまで
1998年にスタートしたファイル交換サービスのNapsterは、サーバーが存在するハイブリッド型のサービス。2000年には米国でサーバーが存在しないピュアP2P型のGnutellaが、2002年には同じくピュアP2P型のWinnyが日本国内でリリースされている。上村氏は、こうしたP2Pソフトの振る舞いをファイルの検索と転送の違いから、3つの類型に分類した。
 上村氏によると、NapsterやWinMXは、ファイル転送は直接P2Pで行なわれるが、ファイル検索においてはクライアントとは非同期で異なる役割を持つノードが存在する“仲介型”。Gnutellaは、転送は直接行なわれ、検索は分散的に行なわれる“伝言型”、WinnyやFreenetは検索、転送ともに分散して行なわれる“放流型”となる。
 上村氏は今後のP2Pのトレンドとして、ネットワークレベルのP2Pに注目しているという。「例えば、米国では無線アドホックネットワークが注目されている。こうした伝送レベルのP2Pネットワークでは、IPアドレスでの追跡も難しくなるはずだ」とコメント。さらに、「ソーシャルネットワークサービス(SNS)はP2Pネットワークよりも深いコミュニケーションができるため、SNSでファイル交換サービスが発生することもありえる」との見方を示した。

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1 コメント

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Unknown (勝手なアーティスト)
2005-09-19 22:06:46
こんばんは。

XOOPSでSNSの作り方ってあるのかな?

と思って、いろいろ見てたらたどり着きました。

今度、僕らの学生団体でもいろいろな

試みをしようとしてまして。



ちょくちょく覗かせてもらいます。
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