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「Web20」vs「SOA」,勝つのはどっちだ?:ITpro

2006-04-18 10:15:11 | 情報技術・次世代技術
Web2.0もSOAもアプローチは違っていても、構築イメージは似たようなもので、SOAを目指すということは、結果的にWeb2.0で言われているような技術を適用することになるということでしょうか。
「Web20」vs「SOA」,勝つのはどっちだ?:ITpro
SOAはアプリケーションを複数のサービスとして開発し,ネットワーク経由でサービス同士を連携させるモデル。連携にはSOAP(Simple Object Access Protocol)などXML(eXxtensible Markup Language)の技術が使われることが多い。

 一方,Web2.0の重要な概念の一つである「マッシュアップ」は,他社が公開しているサービスを使って新サービスを作り出すモデルだ。他社のサービスの利用にはSOAPやREST(REpresentational State Transfer)など,やはりXMLの技術が使われる。技術的に見れば,SOAとWeb2.0(のマッシュアップ)は分散アプリケーションを実現するという意味でそっくりである。

 SOAの人たちは,一般紙にまで取り上げられるようになった「Web2.0」という流行語の浸透に,ある種の焦りを感じているのではないかと思う。取材中にWeb2.0に対してSOAの人たちが饒舌(じょうぜつ)になるのは,その表れだと筆者は感じた。自分たちも同じことをやっているのに,それがSOAではなく,Web2.0として世の中に広まってはたまらない,という焦りだ。

 Web2.0(のマッシュアップ)とSOAはまったく異なる背景から生まれてきたが,目指す方向は近い。また,インターネットから出現したWeb2.0が,SOAの土俵である企業システムの世界へ進出する可能性も高い。