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IT技術を活用した効率化、Security対策や快適なLifeStyleのためのNewsのClipや実践メモを綴ります。

RSSリーダの活用事例(0.3版)

2006-04-17 15:19:55 | デジタルライフ
RSSは、情報の収集と提供の効率を飛躍的に高めたXML利用技術の一つだと思う。この技術を活用したBlogが普及して2~3年になるが、今やBlogだけでなく、一般のサイトでの普及も急速である。また、Podcastingなど応用技術の利用も一般利用者にまで広がってきている。
そこで、個人的なRSSを活用した情報収集と提供の活用事例としてメモをまとめる。
以前より、新着ニュースのクリッピングのためにRSSリーダを使ってきたが、情報収集の効率化のためのツールとしての最近使っているBloglinesに関してもまとめていきたいと思う。

今後、Wiki感覚で、随時メモを詳細化していく予定。
  1. RSSの利用事例
    1. 情報収集準備
      1. ニュースサイト、注目サイトのRSSをグループに分類して「はてなRSS」に登録。
      2. RSSを提供していないサイトは、「MyRSS」に登録してRSSを作成して同様に「はてなRSS」に登録。
      3. 分類したグループを定期的にメールで通知するようにする。
    2. 情報提供準備
      1. 「はてなブックマーク」に収集したブックマークを、「はてなRSS」でフィードできるようにしておく。
      2. そのRSSフィードを、情報提供用のサイト上で表示できるように登録しておく。
    3. 毎日
      1. PDAのSYNC機能で、メールをダウンロード。同時にhimakedocに登録してあるサイトのコンテンツもダウンロード。ついでに、NetFrontのブックマークで巡回指定してあるサイトもダウンロード。また、NewsClipサイトに登録してある情報をNCSyncで同様にダウンロード。これらを朝の30分くらいの間にやりながら出勤準備。
      2. 通勤電車の中で、メールを確認し、じっくり読むべきと思うページのURLをMemoURLに登録。
      3. 職場でMemoURLに登録されたページをブラウザで閲覧。
      4. ニュースクリップとして残しておくべきページを「はてなブックマーク」に登録。
  2. 比較したRSSリーダ
    1. Firefox、thunderbird
      1. 特別なソフトなしに、ブラウザ、メーラでRSSの読み込みが簡易に可能。
    2. IE7.0ベータ版
    3. HeadlineReader
    4. gooRSSリーダ(アプリ版)
      1. AjaxベースのGUI
      2. ブックマークレットで登録可能
    5. gooRSSリーダ(ウェブ版)
    6. Google Reader
    7. Google Desktop ウェブクリップ
      1. 最近閲覧したサイトおよび個別にRSS登録したサイトの更新が通知される
    8. My Yahoo! RSSリーダ
    9. はてなRSSリーダ
    10. Bloglines
  3. gooRSSとBloglinesの比較
    1. 両方
      1. AjaxベースのGUI
      2. ブックマークレットで登録可能
      3. OPML形式での登録内容の交換が可能
    2. 違い
      1. 全角文字のキーワード登録可能
      2. gooRSSは、登録内容を公開できない?
  4. Bloglinesの活用事例
    1. Bloglinesとは
      1. WebベースのRSSリーダで、登録した個人アカウントで、MyフィードとしてRSSを登録でき、その記事を読むことができる。
      2. その登録内容は、公開して、他の人と共有できる。
      3. RSSの登録リストをOPML形式での取り込み、出力ができるので、他のRSSリーダと登録内容の交換ができる。

    2. 優れている点
      1. 自分自身では未読管理ができ、ショートカットキーで未読記事を迅速に読むことができる。この点は、「はてなRSS」と比べて優れており、また、同様にAjax技術を適用したGUIをもつgooRSSウェブ版と比べても閲覧性がいい。
      2. 他の人は未読管理はできないが、更新された経過時間を設定できるので新着のみ等の確認ができる。

    3. 劣っている点
      1. グループ分けしたフォルダの一括閲覧ができるが、「はてなRSS」のように、グループ内記事全体の新着時刻順での閲覧はできない。
      2. 現時点では、まだ、キーワード検索は、ANKのみ。
  5. 今後
    1. 今までいろいろなRSSリーダを試行錯誤して使ってきた。そろそろ検証のためでなく、実際の情報収集の効率化のために実利用していきたい。
    2. Googleでパーソナルニュースページやキーワード選択のページのRSS提供も始まったことだし、それらも含めてBloglinesかgooRSSで読めるようにして、このRSSリーダだけで関心のある全ての情報の迅速なクリッピングと、SNS的な環境での情報提供ができるようにしようと思っている。
    3. そうすれば、貴重な通勤時間をもっと別の意味に活用できるようになる。
  6. まとめ
    1. 有用な情報をRSSフィードされている情報から得て、その情報をブックマークすることによりフィルタリングし、そのブックマークをデータベースとして、さらにRSSで提供することにより、付加価値を付けた情報の再発信ができる。

AjaxとFlashを融合---アドビが新リッチ・クライアント開発ツールFelx 2.0を今夏出荷へ

2006-04-17 13:28:08 | 情報技術・次世代技術
Ajaxの急速に普及している状況で、現状のFlashとAjaxを組み合わせたアプリケーション開発が進むものと思っていましたが、そのような環境を支援するツールが発表になりました。今後、AjaxとFlashを活用した使い勝手のいいアプリケーションの開発が加速されると思われます。
AjaxとFlashを融合---アドビが新リッチ・クライアント開発ツールFelx 20を今夏出荷へ:ITpro
Flex Builder 2は,リッチ・クライアントをFlash(SWFファイル)として実装し,運用するための開発ツールである。Flashとして実装したクライアントを動作させるためにクライアントPC側で必要なソフトは,無償で配布しているFlash Player 8.5だけ。クライアントの通信相手となるサーバーはJavaアプリケーション・サーバー(Servletコンテナ)。HTTPまたはストリーミング用プロトコルであるRTMPで通信する。Webサービスのスタブやメッセージ同期機能といった,サーバー側の機能を拡張するソフト部品「Flex Data Services 2」も用意した。

 Flex Builder 2は,XMLベースのアプリケーション画面開発言語「MXML」と,MXMLに埋め込むなどして使う,ECMAスクリプト準拠のロジック記述用スクリプト言語「ActionScript」を開発するためのツールである。SWFファイルを出力する。スクリプトの記述とビジュアル開発の2-Way開発が可能であり,デザイン画面とコードのいずれか一方に変更を加えると,両方に変更が反映される。各種クラス・ライブラリも備える。

 2006年夏に出荷する新版のFlex Builder 2では,Java統合開発環境である「Eclipse」の画面内でMXMLとActionScriptのエディット,ビジュアル開発,SWFファイルの生成などが可能になった。最初からEclipseを含んだFlex Builder 2のほか,Eclipseのプラグインとして実装したFlex Builder 2を用意した。これにより,Webサイトの開発者は,Eclipseの環境から出ることなくサーバー環境とクライアント環境の両方を開発できる。