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クラスタ型ストレージ”の新機種はディスクなし---東京エレクトロンが3月出荷:IT Pro

2006-01-18 18:07:00 | 情報技術・次世代技術
ウェブページやウェブでのサービスシステムは、このように、当初小さなシステムとして導入し、必要に応じて、PCをノードとして追加するだけで、パフォーマンス、容量を確保していけるようにしていくことが重要。
このノードとなるPCが特定ベンダに依存していてはいけないが、常にアクセス数、情報量に応じて、必要な性能を確保していけるので、過剰設備を抱えることなくコストパフォーマンスの高い運用ができる。
今後は、このようなインフラを導入することを前提とした設計及び構築をしていくべきである。
“クラスタ型ストレージ”の新機種はディスクなし---東京エレクトロンが3月出荷:IT Pro
Isilon IQは,PCベースのNAS専用装置をノードと見なし,個々のノードをサーバー間インターコネクトであるInfiniBandスイッチを経由して接続し,ノードの集合体であるクラスタ全体で単一の論理ファイル・システムを実現する機器である。クラスタ全体を1つの巨大なNASとして利用でき,ノードの追加によって簡単に容量や性能を上げられるという特徴を持つ。日本法人のアイシロン・システムズでマーケティング本部長を務める明石昌也氏は,「性能を追求するSANと容量を追求するNASの中間に位置するが,クラスタ構成を変えることによって性能の追求も容量の追求も可能」と説明する。
 個々のノードは3.2GHz動作のIntel Xeonを搭載したPCであり,FreeBSDをベースに独自開発した分散ファイル・システム・ソフト「OneFS」を搭載している。個々のノードは密結合ではなく独立した処理を実行するため,ノード数を増やすことによる性能の劣化は少ない。「42ノードまでの検証実験ではリニアに性能が上がった」(アイシロン・システムズの取締役営業本部長の関根悟氏)。各ノードはそれぞれ,どのデータがどのノードのどこに書かれているかを知っており,インターコネクトはファイルを構成するデータの転送に利用する。