John note~ヨハネのひとりごと

のんびりと気楽に書いてます。訪問し頂いた方に感謝。不定期。
書きたい時がきたら集中的に書くかもしれません。

最も小さい霊魂の会 6

2019-07-21 20:37:17 | 最も小さい霊魂の会 再び投稿します。


イエズス様からコンソラータへ    1935/11/3

『 コンソラータ、善良で信心深い霊魂、あるいは私に捧げられた霊魂ですら『私は救われるでしょうか?』という疑いの言葉をもらして、私の心を底の底まで傷めることがしばしばある。聖福音を開き、私の約束を読みなさい。

私は、私の羊たちに約束した。

『私は彼らに永遠の生命を与えるから、彼らは永遠に滅びることなく、また私の手から彼らを奪うものはないであろう』

わかりましたか?

誰も私から一つの霊魂を取ることが出来ないのだ!

次を読み続けなさい。  
『私の父が私に与えたもうたものは、全てに勝って尊いものである。誰もそれを私の父の御手から奪うことは出来ない・・・・・永遠に至るまで彼らは滅びないであろう・・・・なぜなら私が彼らに永遠の生命を与えたからである。




誰のために私は、これらのことを言ったのであろう?

全ての羊のため、全ての霊魂のために!

それなのになぜ『私は救われるでしょうか?』という侮辱的な言葉を言うのだろう。

私は聖福音の中で、誰も私から一つの霊魂も奪うことは出来ない。そして霊魂に永遠の生命を与え、霊魂は滅びることが出来ない、と確証している。

コンソラータ、私を信じなさい。

地獄へは、本当に行きたい者だけが行くのだ。なぜなら、誰も私から一つの霊魂も奪うことが出来ないが、私の与えた自由意思により、霊魂は私から逃れ、私に背き、私を否定し、自分の自由意思のままにサタンのもとに行けるからである。




このような不信頼によって私の心を傷める代わりに、あなたたちはもう少し天国について考えなさい。

私は、あなたたちを地獄へ行くため、悪魔の仲間に入れるために創ったのではなく、天国へ行くため、永遠の愛の中で私と一致して楽しむために創ったのである!

わかりましたか?




コンソラータ、地獄へは行きたい者だけが行くのだ・・・・・地獄へ行くのではないかとあなたたちが恐れるのはなんと愚かなことだろう。あなたたちの霊魂を救うために私の血を流し、全生涯中、恵みにつぐ恵みを注いだのに・・・・・私のあがないの果実を取り入れようとするまさにその時・・・・・つまり霊魂が私を愛そうとしている時である臨終にあたって、最大の敵サタンが、私から霊魂を奪い去るのをどうして許せようか?




聖福音の中で、私か゛霊魂に永遠の生命を与え、誰も私の手から奪い去ることができぬと約束しているのに、どうして私があえてそんなことができようか?

コンソラータ、どうしてそんなひどいことが信じられるのか?




わかりましたか?

最後の最後まで回心しないのは霊魂がわざわざ地獄へ行きたいと望み、どうしても私の憐みを拒む場合だけだよ。

私は、どんな人でも決して許さぬことはないから!

私は、全ての人々に無限の憐みを贈る。

私の血は全ての人々のために流されたのだから!
全ての人々のために!

霊魂を永遠の災いに堕すのは犯した罪の多いためではない。

悔い改めさえすれば、私は何もかもゆるすのだから。むしろその霊魂が、どうしても許してもらいたくない、地獄へ行きたいと望むからだ!




十字架上の盗賊、聖ディスマスは、非常に多くの罪を犯したが、私に対してただ一度信頼の心を起こしたために、瞬間的にゆるされ、その回心したちょうどその日に、天国へ入り、聖人の一人となった。

私の憐みと、私への信頼の勝利をこれによって悟ることができよう!




コンソラータ、私に全ての霊魂を賜った父なる神は、全ての悪魔よりもずっと偉大で、全能である。

私の父の御手から、誰も霊魂を奪い去ることはできない!

コンソラータ、私を信頼しなさい! いつも私を信頼しなさい! 私が必ず成し遂げることを盲目的に信じなさい。

私は限りもなく優しく、あわれみに満ち、『悪人の死を望まず、かえってその罪びとが回心して、生きることを望む』


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地獄へは、本当に行きたい者だけが行くのだ!
というイエズス様のお言葉。


神であるイエズス様は、人間から愛されることを望んでいるのです。
全能の神であるのにも関わらず、ちりのような価値のない人間から愛を乞うている。
なんていう神なんだろう。


愛である神。
愛ゆえに、弱い人間を愛さずにはいられないのだ!
被造物たちよ、この愛に少しでも答えてもいいのではないかと思うのです。

最も小さい霊魂の会 5

2019-07-21 16:36:01 | 最も小さい霊魂の会 再び投稿します。
シスター・コンソラータ  


カトリック教会の神の僕 、カトリック教会の隠れた神秘家である。


聖テレーズにより、霊的幼子の道は示され、その後コンソラータにより継承され、実践された。


イエズス様と語り合い、実践することにより聖なるものとなって、人々を救っていった。








1935/12/7
イエズス様がコンソラータに語る。
『実の母は、どんなにその子が醜くくとも、醜いとは考えない。

母の心にとって、その子は常に美しく感じられるものである。

私が霊魂に対して感ずるのも、まったくそれと同じで、どんなに醜く、汚れ、不潔であっても、私の愛はいつも美しいと感じるのである。

霊魂の醜さを確証されると私は苦しむが、一方誰かが、私の母のような心と同じく感じて、彼らを弁護し、その霊魂は醜くない、美しいのだと断言して非常に喜ぶのである。

霊魂は皆、私のものである。

だから私は霊魂のために、私の血の全てを流しつくしたのだ!

実際にはそうであっても、あらゆる厳しい非難、罵倒、叱責がどんなに母としての私の心を傷つけるか、一方寛大、同情、あわれみがどんなに私の心を慰めるかを、今あなたは悟っただろうか?

あなたは決して、一度も、だれをも、批判してはいけないし、また誰に対しても厳しい言葉をかけてはいけない。

その代わりに、私の心を慰め、私から悲しみを取り去って、熱心な愛によって罪びとの良い面だけを私に見せなさい。

私は、あなたを信じよう。

そして罪びとのために祈るあなたの祈りを聞き入れよう。

正義の罰を与えねばならない時、私がどんなに嫌がっているかを、あなたが知ったら!

私の心は、人々の忘恩を信じたくないと熱望しているから、あなたがある霊魂はそんなに悪くない。不忠実でない、忘恩でない、と信仰深く、愛深く私をだましてくれたら、

すぐに信じる。

そのようにして私の心は慰められたいと期待していることをよく覚えておきなさい。

私の心は、罰ではなく、あわれみを与えたいと望んでいる。』


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このイエズス様の言葉に付け加える感想はありません。


神様が、愛であること、あわれみの神であることが十分わかります。


イエズス様は、聖書に書ききれない事がいっぱいあるとおっしゃいました。
イエズス様の33年間の生涯は、本にすると膨大な冊数になります。
それを人間が理解するのは不可能なのです。
だからこそ、聖書という一冊の形としての本に集約されたのだと感じるのです。


しかしながら、神様は丸投げという形をとりません。
いつまでも、人間を愛し、気にかけて下さっています。
聖書には、理解できない部分もあります。
どうやって生活していったらいいか、わからない時もあるでしょう。


そのために神様は、神秘家という一つの違った存在を輩出し、世に示したのだと思うのです。


カトリック者なら、神秘家になりたい、または、憧れるとかありますよね。
しかし、神秘家の生涯は生易しいものではない事を知らなければならないと思います。
確かに、イエズス様との語り合いの部分だけ見れば魅力的でしょう。


しかし、隠れた生活、隠れた苦しみは想像をはるかに超えるものだと思って間違いないと思います。
私は、そんな神秘家の人たちに敬意を表します。


カトリック教会の中には、警戒すらする人がいますが、しかしながら霊的な目を持って読むならば、霊的に進歩するのは間違いないと思います。
それらの本は、苦しみの価値と祈りの大切さ、神様の憐みの偉大さしか教えていませんから。


私にとって『聖ファウスチナの日記』  聖ファウスチナ
       『最も小さい霊魂の会』   シスター・コンソラータ
       『愛の招き』          シスター・ヨゼファ・メネンデス
 
この神秘家の本は霊魂の成長のために読むべき本であると実感いたしました。