最初の「最も小さい霊魂」の奉献 ヨハナ・コムペール
「最も小さい霊魂」とは、霊魂が最も小さい事を示し、年齢には関係がない。
はじめ、コンソラータすらこの点について間違っていた。
この「もっも小さい霊魂」意味をはっきりさせるため、神は、最初の「最も小さい霊魂を85歳の、修道者でない者(一度も結婚せず、貞潔を汚れなく完全に守った)に定めたもうた。
これは、愛の生活に励む全ての霊魂に与えられた賜物である事を示すためである。
ヨハナ・コムペール
「神父様、私は『最も小さい霊魂』の群れに私の場所を見つけました。彼らはイエズスの十字架のまわりを小さい蚊のようにぶんぶん飛び、イエズスから生命力を吸い取るため、イエズスにとまろうとしています。『最も小さい霊魂』という言葉は私にとって言い尽くせない大きな魅力を持っています。その言葉をただ口にしただけでも、私の霊魂はキラキラ輝き、新しい道を示し、自愛心その他の空しい愚かな誘惑に対抗する難攻不落なとりでを形作ります。これが空想だとはどうしても信じられません。なぜなら小さい霊魂たちの群れの中で私が見出した静寂、平安、自由を、私はこれまでこの世で見出しうるとは思ってもみなかったからです。」
コンソラータと「最も小さい霊魂」の会
サーレス師とヨハナが語り合った木曜日の夜、同師はコンソラータのもとへ短い手紙を送り、ヨハナの事を知らせ、その奉献のために祈ってくれるよう頼んだ。
コンソラータが、その日、どんなに熱烈に祈ったかは想像にかたくない。
イエズス様から「最も小さい霊魂」の事を聞いた時、コンソラータは本当の子供だと考えたので、最初の「最も小さい霊魂」が85才の人だと聞いた時、微笑を禁じえなかった。
イエズス様
「最も小さい霊魂」はどんどん増えて数千人ばかりか数百万人、数千万人となるだろう。そして、女ばかりでなく、男の人も大勢いる。
あなたの死後、ちょうど、サン・マシモ教区の公教要理のクラスの子供たち『ベンヤミーネ』があなたの所へ駆けつけたように、『最も小さい霊魂たち』はあなたの所へ駆けつけるだろう。」
イエズスの聖心はどんなに喜んで全ての霊魂を聖心に納めて下さったのだろう。その群れの総数も、彼らの捧げる愛の祈りの総数も全部知り尽くしておられるイエズスは、また『最も小さい霊魂たち』が無数の霊魂を救ってくれることもご存知だったので、コンソラータの願いを聞き入れ、彼らがイエズスの愛に自分を尽くすように定めて下さった。
イエズス様
「はい、わかりました。コンソラータ、『最も小さい霊魂』の心が、私への愛に死に、ただ私の愛にのみ燃え尽すことを定めます。被造物が創造主のために自分を尽くすのは当然の事だから。だが、多くの者は、自分の愛に死なず、肉欲の犠牲になって、自分の罪悪によって世の哀れな犠牲者によって死んでしまう。」
聖母マリアと「最も小さい霊魂」
イエズス様の聖心の御計らいにより、この会は9月の初金曜日、すなわち聖母が最も小さい御者として地上に誕生された祝日の準備の9日間中に、公式的に始められたのである。
聖母マリアは被造物中で最も謙遜なる神のつかいめとして、実際、絶対完全な「最も小さい霊魂」であられる。
その全生涯は神の隣人のための絶え間ない愛の祈りであり、神の思し召しに対する絶え間ない「はい」という承諾であった。
だから、「最も小さい霊魂」の会は、マリアという天上的なみどりごの足元に咲きでた花のようなものであり、赤ちゃんのマリア様から最初の微笑みと露を受け、最初の御祝福によって会が成功し、いつまでも続くよう保証して頂きたいのである。
「最も小さい霊魂」とコンソラータ
「最も小さい霊魂」の会を創立し、最初の最も小さい霊魂であるヨハナを指導するため、イエズスはコンソラータを恵みの器としてお使いになった。
だが、その会が発展し、拡張する事については、イエズスがご自身で全部計らうことを約束され、コンソラータはただ絶え間ない愛の祈りと「愛の最も小さい道」をたゆみなく続ける事だけに没頭しなければならなかった。
1936年、この会に関するおぼしめしをお示しになったのち、イエズスは仰せられた。
「あなたはただ絶え間ない愛の祈りを私に捧げなさい。そうすれば、あなたは、あなたの『兄弟』の一人一人を、また『最も小さい霊魂』の一人一人を全部私に捧げる事になると約束する。
イエズスの聖心は、その事業のためにあなたを道具のように使った が、この『最も小さい霊魂』 の会という不思議な事業を完成させるのはイエズスのみである。
だから、あなたは自分を全く忘れ、ただ絶え間ない愛の祈りの他 は、何も考えてはならない。
私が全てを考えてあげるから。」
「今日、あなたは『最も小さい霊魂』を幼きマリアに捧げたから、彼らの為に祈ほかは、少しも彼らの事を考えてはならない。絶え間ない愛の祈りによって、私の所へ戻すあなたの『兄弟姉妹の事だけ考えなさい。」
コンソラータは、直接この事業に関係する事は許されなかったが、み摂理によってコンソラータの事業であった。
イエズス様
「私は、地上から天上まで大きな愛の波が高まりあがる事を望む。あなたは『最も小さい道』を一番先頭に立って歩んでいかなければならない。いつの日かあなたは全ての最も小さい霊魂』の模範として仰がれるようになるだろう。
世界中の何百万もの『最も小さい霊魂』があなたにひたと目を向けるだろう。
彼らは私の目の瞳である!
最初の最も小さい霊魂は、85歳のおばあちゃんだった!!!
コンソラータもびっくりした。
最も小さいと言えば、小さな子供と思ってしまうが、神の目は
時として人間をびっくりさせる。
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最初の「最も小さい霊魂」の奉献 ヨハナ・コムペール
「最も小さい霊魂」とは、霊魂が最も小さい事を示し、年齢には関係がない。
はじめ、コンソラータすらこの点について間違っていた。
この「もっも小さい霊魂」意味をはっきりさせるため、神は、最初の「最も小さい霊魂を85歳の、修道者でない者(一度も結婚せず、貞潔を汚れなく完全に守った)に定めたもうた。
これは、愛の生活に励む全ての霊魂に与えられた賜物である事を示すためである。
ヨハナ・コムペール
「神父様、私は『最も小さい霊魂』の群れに私の場所を見つけました。彼らはイエズスの十字架のまわりを小さい蚊のようにぶんぶん飛び、イエズスから生命力を吸い取るため、イエズスにとまろうとしています。『最も小さい霊魂』という言葉は私にとって言い尽くせない大きな魅力を持っています。その言葉をただ口にしただけでも、私の霊魂はキラキラ輝き、新しい道を示し、自愛心その他の空しい愚かな誘惑に対抗する難攻不落なとりでを形作ります。これが空想だとはどうしても信じられません。なぜなら小さい霊魂たちの群れの中で私が見出した静寂、平安、自由を、私はこれまでこの世で見出しうるとは思ってもみなかったからです。」
コンソラータと「最も小さい霊魂」の会
サーレス師とヨハナが語り合った木曜日の夜、同師はコンソラータのもとへ短い手紙を送り、ヨハナの事を知らせ、その奉献のために祈ってくれるよう頼んだ。
コンソラータが、その日、どんなに熱烈に祈ったかは想像にかたくない。
イエズス様から「最も小さい霊魂」の事を聞いた時、コンソラータは本当の子供だと考えたので、最初の「最も小さい霊魂」が85才の人だと聞いた時、微笑を禁じえなかった。
イエズス様
「最も小さい霊魂」はどんどん増えて数千人ばかりか数百万人、数千万人となるだろう。そして、女ばかりでなく、男の人も大勢いる。
あなたの死後、ちょうど、サン・マシモ教区の公教要理のクラスの子供たち『ベンヤミーネ』があなたの所へ駆けつけたように、『最も小さい霊魂たち』はあなたの所へ駆けつけるだろう。」
イエズスの聖心はどんなに喜んで全ての霊魂を聖心に納めて下さったのだろう。その群れの総数も、彼らの捧げる愛の祈りの総数も全部知り尽くしておられるイエズスは、また『最も小さい霊魂たち』が無数の霊魂を救ってくれることもご存知だったので、コンソラータの願いを聞き入れ、彼らがイエズスの愛に自分を尽くすように定めて下さった。
イエズス様
「はい、わかりました。コンソラータ、『最も小さい霊魂』の心が、私への愛に死に、ただ私の愛にのみ燃え尽すことを定めます。被造物が創造主のために自分を尽くすのは当然の事だから。だが、多くの者は、自分の愛に死なず、肉欲の犠牲になって、自分の罪悪によって世の哀れな犠牲者によって死んでしまう。」
聖母マリアと「最も小さい霊魂」
イエズス様の聖心の御計らいにより、この会は9月の初金曜日、すなわち聖母が最も小さい御者として地上に誕生された祝日の準備の9日間中に、公式的に始められたのである。
聖母マリアは被造物中で最も謙遜なる神のつかいめとして、実際、絶対完全な「最も小さい霊魂」であられる。
その全生涯は神の隣人のための絶え間ない愛の祈りであり、神の思し召しに対する絶え間ない「はい」という承諾であった。
だから、「最も小さい霊魂」の会は、マリアという天上的なみどりごの足元に咲きでた花のようなものであり、赤ちゃんのマリア様から最初の微笑みと露を受け、最初の御祝福によって会が成功し、いつまでも続くよう保証して頂きたいのである。
「最も小さい霊魂」とコンソラータ
「最も小さい霊魂」の会を創立し、最初の最も小さい霊魂であるヨハナを指導するため、イエズスはコンソラータを恵みの器としてお使いになった。
だが、その会が発展し、拡張する事については、イエズスがご自身で全部計らうことを約束され、コンソラータはただ絶え間ない愛の祈りと「愛の最も小さい道」をたゆみなく続ける事だけに没頭しなければならなかった。
1936年、この会に関するおぼしめしをお示しになったのち、イエズスは仰せられた。
「あなたはただ絶え間ない愛の祈りを私に捧げなさい。そうすれば、あなたは、あなたの『兄弟』の一人一人を、また『最も小さい霊魂』の一人一人を全部私に捧げる事になると約束する。
イエズスの聖心は、その事業のためにあなたを道具のように使った が、この『最も小さい霊魂』 の会という不思議な事業を完成させるのはイエズスのみである。
だから、あなたは自分を全く忘れ、ただ絶え間ない愛の祈りの他 は、何も考えてはならない。
私が全てを考えてあげるから。」
「今日、あなたは『最も小さい霊魂』を幼きマリアに捧げたから、彼らの為に祈ほかは、少しも彼らの事を考えてはならない。絶え間ない愛の祈りによって、私の所へ戻すあなたの『兄弟姉妹の事だけ考えなさい。」
コンソラータは、直接この事業に関係する事は許されなかったが、み摂理によってコンソラータの事業であった。
イエズス様
「私は、地上から天上まで大きな愛の波が高まりあがる事を望む。あなたは『最も小さい道』を一番先頭に立って歩んでいかなければならない。いつの日かあなたは全ての最も小さい霊魂』の模範として仰がれるようになるだろう。
世界中の何百万もの『最も小さい霊魂』があなたにひたと目を向けるだろう。
彼らは私の目の瞳である!
最初の最も小さい霊魂は、85歳のおばあちゃんだった!!!
コンソラータもびっくりした。
最も小さいと言えば、小さな子供と思ってしまうが、神の目は
時として人間をびっくりさせる。
大切なのは人間の評価ではない。神の評価なのだと実感する。
人間の評価は大したことないと思っていても、神の目は違うのだ。
たいして優秀でもないと思っていた人が、天国に行った時、とてつもなく
高い所にいるのを体験する人が多くいるだろう。
人間の評価など取るに足りない事がわかる。
神様は、全てを見通している。
人間の良い所も、悪い所も。
神様に嘘をつくことは出来ない。
良い事も悪い事も、全てを含め正直に神様に言おう。