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口は災いの"素"

音楽テクニカルライター布施雄一郎のポジティブなネガティブ語録/独り言編

ハチュやさしい

2006-12-02 11:41:35 | 日々是日常

昨日、今年のユーキャン新語・流行語大賞が決まりましたね。

やっぱ、大賞は『イナバウアー』でしたか。
でも、もうひとつが『品格』って、なんで?なんでなんで?

大賞以外のトップテンは、

『格差社会』『エロカッコイイ』『シンジラレナ~イ』『たらこ・たらこ・たらこ』
『脳トレ』『メタボリックシンドローム』『ハンカチ王子』『mixi(ミクシィ)』

とのことで、僕的には『品格』以外は、
いずれもそれなりに納得できる選考ではありました。


   *****


で、流行語大賞発表当日の朝、
ワイドショーでは『今年の流行語大賞はなんじゃらほい』ということで、
今年流行ったいろんな言葉を面白可笑しく取り上げていました。

その中で出てきたのが、
『エロカッコイイ』や『キモカワイイ』系の造語です。

その番組では、街頭で男性レポーターの顔写真を女子高生や女子大生に見せて、
『この人を表現すると、どんな言葉になる?』って感じで、
その場で、いろんな表現語を作ってもらっていたんです。

そこでびっくりしたのが、『ハチュやさしい』なんて言葉。
爬虫類みたいな顔してるけど本当は優しそう、だって。何じゃそりゃ?^^;)


   *****


でもまあ、そんな相反する意味の言葉を巧みに組み合わせて、
『あ~、なるほどなるほど』とおっさん達にも思わせる
女子高生&女子大生のセンスは、結構なかなかのもんだなぁ~と、
へらへらニヤニヤ苦笑しながら見ていたんですが、

それを受けての、日本言語学の権威である
杏林大学外国語学部教授の金田一秀穂さんのコメントには、
思わず感嘆してしまいました。

金田一さんは、


 若者の言葉で物事を表現する能力(語彙力)が、極端に低下している表れ。
 でも、当人達もそのことには気付いていて、表現力の無さにうんざりし始めている。
 それで何とかしようと、少ない語彙で物事を表現しようとし始めたのでは。


というような内容のことを語っていました。

『ハチュやさしい』ってな言葉から、こんなディープな問題点をズバリ見抜くとは。
いやぁ~、さすが日本言語学の権威は本物、基礎が違う。

笑ってばかりもいられなくなりました。


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1 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (もれっくす)
2006-12-03 20:12:45
とある機関紙で見た、流行語のようなものを扱っていた記事では、なんと「宜保る」というものがあるそうだという話ですね。意味は特に書きませんが、反対語はやはり、「義彦る」?あるいは、「義彦がましい」?
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