プロレスへの階（きざはし） Ⅰ

★今日を含めて後４８日で今年も終ってしまいますが，年々時の流れが早く感じられる様になってきました。 子供の頃は一日が凄～く長く感じたというのに。（笑）

これとは真逆ですけど，こないだテレビを見てたら被災地で（年配の方が） 「一日が長くてしょうがない。時間が中々経たない。」 と言って苦笑してましたが……。

つい数日前の出来事が，かなり前の事の様に思う今日この頃（笑）昔の事は覚えててもちょっと前の事が思い出せないなんて事がよくあるんです。（笑）例えば……最近のレスラー，特に外人レスラーの事よく分からないけど，昔のレスラーの事なら良く覚えているんですね。

今から４１年前（1970年）の２月……羽田空港に初来日を果たした”ＡＷＡ世界チャンピオン”だったバーン・ガニアを見たさにカメラと色紙を片手に行ったのは，私が『プロレス＆ボクシング』誌に入る一ヶ月ぐらい前の事でした。当時はまだ成田空港は無く，羽田が国際空港だったし，文字どおり羽田が”空の玄関口”でした。

当時は主に日本プロレスが，シリーズ開幕の前日に外人レスラーが来日をするとよく羽田空港の "ＶＩＰルーム"で記者会見をやっていたものです。 話がちょっと横道に逸れましたが……ＮＷＡ世界チャンピオンはルー・テーズを始めジン・キニスキー，ドリー・ファンク・ジュニアと，日プロにやって来ていましたが，ＡＷＡという未知数の団体に魅力というか興味を持ち，ＮＷＡとは違った新しい何かを感じたのかも知れませんね。(笑)

そのＡＷＡという団体のチャンピオンが,それも国際プロレスにやって来たのですから行かない訳にはいかない……ですよね。 （笑）勿論,羽田空港でガニアからサインを貰っただけではなく，ちゃんとチケットを買って東京都体育館に試合も見に行っていますが，私のお目当てはガニアだけでなく，もう一人……いや二人いたんです！ ＜茨城＞