Mr.Busーstop(バス運転士の日記)

大手バス会社勤務の路線バス運転士です。バス運転士の日常をお届けしたいと思います。

ネットスラングには驚いた!

2024-04-07 23:01:04 | 日記
今日の運行で老人から嫌がらせを受けた運転士がいました。

老人は、この運転士の何気無い対応が気に入らなかったのか、思い切りぶつかってきたそうです。

運転士は30代半ばぐらいで、比較的真面目そうで融通の利かなそうな大人しそうな雰囲気です。

ちょうど私が帰庫した際、その事について周囲の先輩とその運転士が話していました。

その運転士曰く、「そうそう、今日、老害がいきなりぶっかってきて頭にきましたよ!」と、言いました。

横で聞いていた先輩は、「年寄りのことを悪く云うと、後で自分にそ返るんだからね。自分が年寄りになった時に若い人に言われちゃうよ!」と、返しました。

私が驚いたのは、「老害なんて云う言葉をやすやすと使うのか!?」ということです。

「ジジイ」や「ババア」なら私も影で使っていましたし、将来自分が言われても仕方ないと思います。

これは、日本のサブカルチャーみたいなもので、普通の人でも言ったことぐらいはあると思います。

また、言われた方もある種の反発が起こる言葉で、地方の親しい間柄では半分挨拶代わりに言ったりもします。

「おい!ジジイ元気か?」と言えば、返す方も「うるせえ!おめーこそ、しょんべんたれてろ。」みたいな感じです。

しかし、「老害」という言葉は「存在自体が害」と言っているようで、生命倫理の観点から軽々しく発言すべきとは思えません。

また、言われた老人も反発する気力すら奪う言葉です。

私も後10数年したら老人の仲間入りなため、刺さる気持ちになりました。

こういったある種の社会的な「忌み語」を軽々しく発言する背景にはインターネット上のやり取りに起因すると感じます。

おそらくゲーム感覚で罵倒を楽しんでいるなかから、面白おかしく発掘されたのでしょう。

ただ、このネット世代が老人や病気、失業などで弱った時にどんな言葉を投げ掛けられるのか、想像しただけでも怖くなります。

世の中やりっぱなしは無いため、相当ひどい扱いを受けると感じます。

最近の若い人に感じる印象ですが、自分が弱くなる想定はないのでしょうか?

我々世代が若い人の真似を揶揄しながら行うときに、「私、失敗しませんから。」というフレーズがあります。

最初は、若い人に嫉妬した我々おじさん世代が作ったフレーズかと思っていました。

しかし、昨今の出来事を総合的に観ると、本当に失敗を想定してないと判断されてもおかしくないと感じました。

最近、インターネット上で世代間格差を煽るものを目にするようになりました。

少し前に下火になったのにも関わらず、再熱してきた感じがします。

私は、各世代で大変なこともあれば、恵まれていると感じる部分もあり、ならせば大体同じと考えています。

各世代で、向き合うべきテーマが違うだけで、ある種の役割分担のように感じています。

昨日まで本当に危なかった。 - Mr.Busーstop(バス運転士の日記)

昨日まで悪魔の挑戦のようなものを受けていたように感じます。悪魔は予めターゲットに耐え難い苦痛や屈辱を与え、それに対する対案として取引を申し込んできます。その取引...

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「あの人は、何故あんな考えに至るのか?」と、思うことでも必ず歴史があります。

どんなに稚拙に見えるものでも、その人なりの歴史があります。

一方的で未熟な自分の世界観だけで相手を決めつけることは、自分の成熟を大いに阻害します。

私は若い頃社会正義に燃えた時期がありましたが、今は正義よりも歴史の理解に力点を傾けつつあります。

そんななかで、相互の不理解を是正するためにも、ブログを読むことは重要と感じます。

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ブログ界隈には、比較的インターネットに詳しくない年配の方も多数います。

動画配信より簡単に情報発信が出来るツールがブログです。

それを織り込んで幅広い世代のものの見方とその背景を知ることは、ある種の忍耐力が必要なことかもしれませんが、成熟の糧としては有効と感じています。

このように動画配信などで片寄った感覚を是正するツールとして、ブログを利用する習慣は意味を感じます。

昨日まで本当に危なかった。

2024-04-07 07:46:38 | 日記
昨日まで悪魔の挑戦のようなものを受けていたように感じます。

悪魔は予めターゲットに耐え難い苦痛や屈辱を与え、それに対する対案として取引を申し込んできます。

その取引は、「◯◯の本を読め!」とか「◯◯をやれ!」そうすれば「解決する!」みたいな一見すると他愛のない行為を要求します。

但し、この他愛のない行為をすることがある種の契約の痕跡のようなもので、その後の物事は解決されて、しばらくの幸運を与えた後、更なる地獄に突き落とすといったお決まりのパターンが待っています。

危なかったです。普段ならばこのような稚拙な物事には見向きもしませんが、昨日は、「もういいか…」みたいな投げ槍な心境に不思議となっており、あと少しで上記の行為をするところでした。

また、その行為をするか否かについての選択は、ある種の自分の強い意思でどうにかなるような類いのものでなく、素の人間性が試されるように巧妙に誘導されます。

物事の正しい解決には、地道で地味な努力の積み重ねしかありません。たとえそれが他人から観て小さなものでも、それを積み重ねていくしか方法がないと感じます。

今まで通り地味に資格取得に取り組むことが最善と、私の場合深く実感しました。

同調圧力が生み出すモンスター、それは忍び化。 - Mr.Busーstop(バス運転士の日記)

社会や国家が一つの方向に向かおうとして、不当な同調圧力や公権力の乱用をして物事を成就しようとしたとき、その均衡を図るために浸透されるものが「忍び化」と私は呼んで...

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さて、インターネットを見ていると、賃上げについての情報が目につきます。

特にそれに伴う俗に云う就職氷河期世代の不遇がクローズアップされています。

若い人の給与は賃上げするが、今まで我慢してきた氷河期世代は据え置きないし、賃下げだそうです。

ある意味意図的に反乱や暴動を起こさせるよう仕向けて、最後は全ての国策の責任を氷河期世代に負わそうと画策しているのでしょうか?

就職氷河期世代の方々は、気持ちは分かるのですが、「耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍び、以て万世のために太平の世を築かんと欲す。」の精神で、くれぐれも軽率な行動は控えるよう深く願います。

我々世代が、よくも悪くも戦後の日本の集大成を担っているのです。