今年に入り奥歯を2本抜歯した後に、入れ歯を新調したことに以前言及したと思います。
その際、ろれつが回らなくなったと云いましたが、入れ歯をして約1週間が過ぎ話し方がもとに戻りつつあります。
やはり、歯の隙間を埋めることで、広がっていた舌がもとに戻るためと思います。
どのように戻るかは、はっきりしたことは分かりませんが、おそらく埋まった隙間に対する舌の緊張感から来るものと勝手に解釈しています。
もしも歯が全てなくなった場合、歯の広がりを阻害するものがなくなるため、可能な限り舌は横に広がり続けると思います。
その結果、舌の筋肉が衰え何を話しているのか分からないぐらい、ろれつが回らなくなると推察します。
人間の話す習慣一つ取っても、人間の身体機能に大きく依存しているのだと感心します。
さて、最近やる気が出ずに簡単な事も億劫になり、こなせないと云う人がいます。
「体力の問題だ!」とか「運動習慣の問題だ!」など云う人もいますが、60歳以上の方ならそれも云えますが、若い方の場合それだけが問題とは考えられません。
本来吸収すべき栄養素が取れていない、ある種の栄養失調を疑う事も必要かと思います。
今の世の中は飽食の時代かもしれませんが、片寄った食生活は栄養失調を誘発する原因になります。
私も若い頃ラーメンが好きで、ひたすら食べ続けたことがありました。
すると、しばらくして体がダルくなり遅刻を繰り返す様になりました。
実家からの独立は、健康管理まで自分ですることが必要になると云うことです。
上司や会社の先輩のアドバイスで、納豆ご飯とお味噌汁、鯖焼き、お新香を食べ続けることと、缶コーヒーを止めお茶にすることで改善したことがありました。
すると徐々に体のだるさなどが改善していき、朝の目覚めも快適になりました。
それからというもの、納豆ご飯とお味噌汁、緑茶は自分の健康調整メニューになっており、3日に1回は必ず食べる様にしています。
このように、日本人に本来あるものを復活させることで改善することは多々あります。
またこれをしないと、いくら運動習慣を変えたところで、改善は見込めないと感じます。
「何か自分が変だな?」と感じる場合は、今まで有って今は無いものを考えてみることも一つの解決策に導くと思います。