Mr.Busーstop(バス運転士の日記)

大手バス会社勤務の路線バス運転士です。バス運転士の日常をお届けしたいと思います。

新学期が始まり、思うこと。

2024-04-08 22:26:43 | 日記
今日から学校は新学期ということで、学生さんが街に溢れたことから、いつもよりダイヤが厳しくなりました。




ここ1ヶ月位割と道が空いていたため、この状況になれるのが大変です。

変に速度を上げて事故を起こしたらもともこもないため、敢えて状況に慣れるためにも慎重に走りました。

これからこのダイヤが普通になるため、要所要所で混み具合、車線の状況などを確認しながら運行でしました。

一度緩んだものを建て直すことは、大変です。今日からしばらくこの建て直しに注力するとなると気が重くなります。

さて、最近の都会のバス会社のほとんどがオートマチック車を採用しています。

私はバスの仕事に就いてから最初の3年半は、田舎の会社でマニュアル車でした。

そのため私の場合は、基本的に大型車はマニュアル車の方が運転しやすいです。

しかし、今の会社に入社して全車オートマチック車の環境に入り、最初は運行しづらくて仕方がありませんでした。

何が嫌かと云うと、シフトが自分のタイミングでなく勝手に変わることです。


変速ストレスも大型車はすごく、「ドッスン…ドッスン」と、ものすごい衝撃と音が車内に響き渡ります。

変なところでシフトが変わり、老人に下手くそ呼ばわりされたことがあります。

私は基本的にノッキングすれすれで変速する癖が染み付いているため、どうもオートマチックの変速タイミングが好きになれません。

一応、セミオートマ機能もついてはいますが、回転数が足りないとシフトが変速しないし、操作がめんどくさいので使用してません。

新学期が始まり乗客も今後増えると思います。しばらくの間の閑散期が懐かしく感じます。