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1)「死の臓器」がAMZON品切れになった。2/17に配布用に追加注文した5冊は「発送状況」を調べると、「多治見市岐阜県JP」の倉庫(書店?)から佐川急便に引き渡されていて、2/19に配達予定とある。いつもとはワンクッション遅れた対応ぶりである。これで「2刷り」に入るわけで、よかったと思う。
「修復腎移植」の先進医療としての認可をうながし、一般市民による理解の徹底のために、引き続きご協力をお願いいたします。松山の野村さんからTELがあって、「修復腎移植に理解を求める会」の会報に、私のブックレビューを載せたいということだった。これでまた読者が増えるだろう。
麻野涼さんのメールによると、<出版不況は底なし沼状態。初版本作家は完全に死滅寸前、私もその一人です。>とのこと。
かつて出版社は値の張るハードカバー本を出して、2年後に普及版の文庫を出すというのが一般的やり方だった。一本の作品で二度儲けていたわけだ。うかうかすると、ハードカバーを読み切らないうちに文庫本が出て、「しまった!」と思うこともあった。「死の臓器」は書き下ろし文庫だから、その点で裏切られることはない。
2)いまは芥川賞を受賞しても、初版3000部を出してもらえない作家もいる。「abさんご」で話題になった黒田さんも、たぶん作家としては食って行けない。1200円の本が1万部売れても、印税は120万円だ。彼女の作風では量産は無理だから、ワーキングプアにとどまるだろう。
村上春樹が近々、5年ぶりに新作を出すらしい。彼くらいに知名度が高く、ファンが多く、海外にも翻訳されている作家になると、5年に1作でも食って行ける。もっとも私は前作「1Q84」は、読みかけて面白くないから積ん読のままだが。
英語圏の作家、ことにポピュラー・サイエンスやミステリーの作家となると、2年に1作書くと十分に優雅な生活が送れる。亡くなったマイクル・クライトンがそうだった。UCSFのジャレド・ダイアモンドなぞ、医学大学院の生理学教授のかたわら「銃・病原菌・鉄」、「文明崩壊」などのすぐれた作品を発表している。
これは英語読者の母数が、日本語の10倍くらいいるから可能になる現象だ。その点、中国語も10億以上の潜在的読者がいるわけで、中国ではまだ「流行作家」が成り立つかもしれない。しかし共産党の一党独裁で、言論の自由がないから無理かもしれない。
1)「死の臓器」がAMZON品切れになった。2/17に配布用に追加注文した5冊は「発送状況」を調べると、「多治見市岐阜県JP」の倉庫(書店?)から佐川急便に引き渡されていて、2/19に配達予定とある。いつもとはワンクッション遅れた対応ぶりである。これで「2刷り」に入るわけで、よかったと思う。
「修復腎移植」の先進医療としての認可をうながし、一般市民による理解の徹底のために、引き続きご協力をお願いいたします。松山の野村さんからTELがあって、「修復腎移植に理解を求める会」の会報に、私のブックレビューを載せたいということだった。これでまた読者が増えるだろう。
麻野涼さんのメールによると、<出版不況は底なし沼状態。初版本作家は完全に死滅寸前、私もその一人です。>とのこと。
かつて出版社は値の張るハードカバー本を出して、2年後に普及版の文庫を出すというのが一般的やり方だった。一本の作品で二度儲けていたわけだ。うかうかすると、ハードカバーを読み切らないうちに文庫本が出て、「しまった!」と思うこともあった。「死の臓器」は書き下ろし文庫だから、その点で裏切られることはない。
2)いまは芥川賞を受賞しても、初版3000部を出してもらえない作家もいる。「abさんご」で話題になった黒田さんも、たぶん作家としては食って行けない。1200円の本が1万部売れても、印税は120万円だ。彼女の作風では量産は無理だから、ワーキングプアにとどまるだろう。
村上春樹が近々、5年ぶりに新作を出すらしい。彼くらいに知名度が高く、ファンが多く、海外にも翻訳されている作家になると、5年に1作でも食って行ける。もっとも私は前作「1Q84」は、読みかけて面白くないから積ん読のままだが。
英語圏の作家、ことにポピュラー・サイエンスやミステリーの作家となると、2年に1作書くと十分に優雅な生活が送れる。亡くなったマイクル・クライトンがそうだった。UCSFのジャレド・ダイアモンドなぞ、医学大学院の生理学教授のかたわら「銃・病原菌・鉄」、「文明崩壊」などのすぐれた作品を発表している。
これは英語読者の母数が、日本語の10倍くらいいるから可能になる現象だ。その点、中国語も10億以上の潜在的読者がいるわけで、中国ではまだ「流行作家」が成り立つかもしれない。しかし共産党の一党独裁で、言論の自由がないから無理かもしれない。
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