3-12-2014：鹿鳴荘便り／難波先生より

　「１１次元」さんの大変な努力で、小保方学位論文の大幅な不正が明るみに出た。
http://stapcells.blogspot.jp/

　理研がもたもたしているうちに、事件の真相も明らかになったと思う。
　「早期発表できれば疑惑は単純、長引けばイモヅル式に他にも不正がある」と予測したが、これは過去の論文おそらく全部がかかわる、体質的捏造だと思われる。




「寄生虫博士」で知られる東京医科歯科大名誉教授藤田紘一郎が、プロポリスの宣伝にかかわる「薬事法違反」容疑で書類送検された。
　http://www.asahi.com/articles/ASG3B46BBG3BULOB00L.html


　彼は、
　「パラサイト式血液型診断」（新潮選書, 2006）
　「血液型の暗号」（日東書院, 2008）
　「血液型の科学：かかる病気、なりにくい病気」（祥伝社新書, 2010）
　「B型はなぜかお腹が痛い」（三五館, 2011）
　など血液型に関する通俗医学書を書きまくり、嘘っぱちを書き並べていた。


　恐らくプロポリスについても、よく知らないで宣伝していたのであろう。
　「DO NO HARM」というのが、ヒポクラテスの医の倫理の基本である。
　これに懲りたら、根拠のないデタラメ知識を世に流して、患者に害を与えるかも知れないことを慎むようにしてもらいたいと思う。