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ある宇和島市議会議員のトレーニング

阪神大震災支援で動きの悪い体に気づいてトレーニングを始め、いつのまにかトライアスリートになってしまった私。

【「陸の孤島」広島空港】難波先生より

2018-07-10 17:20:33 | 難波紘二先生
【「陸の孤島」広島空港】というネット記事を見かけた。
「広島空港が陸の孤島に。飛行機は飛んでいるが空港アクセスが混乱状態」
https://news.yahoo.co.jp/byline/toriumikotaro/20180708-00088603/

 ある航空アナリストによる署名記事だ。(ネット記事もやっと署名記事が一般的になってきた。大メディアのかたちを借りた、無署名記事ほど始末に終えない記事はない。)

 広島大学が東広島市に100万坪の用地を取得し、移転する際には
 1)山陽自動車道から、広島大学まで専用のインターを設ける。
 2)広島空港からJR白市駅までモノレールを設置する。
 3)広島大学ー東広島ー広島空港間にリムジンバスを運行させる。
 というような構想があったのだが、
 後続の東広島市長や広島県知事が凡庸で、
 未だに実現しないままだ。

 私は亡くなった「賀茂鶴酒造」の石井会長と「県庁の東広島市への移転論」で、意見が一致していた。石井さんは高校の先輩だった。

 ここ賀茂台地には「安芸国分寺跡」もあり、地震・台風・大雨・高潮に対して古代から安全だった。
 東広島市は県央の高台にあり、広島空港は三原市の北部・高台にあるので、
自然災害には強い。わが家から空港まで、タクシーで25分で行ける。

 福富町と自宅のある北隣の豊栄町は、共に県央の高地にある町で、お互いが「県央の町」を争っている。

 広島市役所と広島県庁が同じ太田川デルタの砂州にあるというは、防災の面では大変危険なので、少なくとも広島県庁を県央の高台に移転して、広島県民が利用するのに便利なようにするべきだ、というのが石井さんと私が意見一致していた点だ。

 前に関係筋から「山陽道・久井インターの近くに、広島県は広大な工業団地を所有しており、あそこに県庁を移せばよい」という話を聞いたことがある。

 すでに広島県の場合、南よりの東西には「山陽高速道」、呉ー東広島間には「呉・東広島高速道」、県北から尾道・三原までは「中国自動車道」と接続する「中央高速道」が運用されており、20年前とは完全に状況が変わっている。

 県庁が東広島市か三原市北部の、新幹線と空港に近い位置に移転すれば、
県道の整備も格段に進むだろう。
 広島県の人口分布地図を重み付けすると、西部の広島市とそのベッドタウンに比重が極端に偏っている。
 これは広島市が明治以来、「軍都」、呉市が「海軍の町」として発展してきたことの後遺症なのだ。



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