【心理捜査】江田島で中国人「研修生」による殺傷事件が発生して1週間ということで、地元紙が社会面に大きな記事を載せている。が、大した内容でない。殺された社長の妻の言い分をそのまま載せている。裏が取ってない。
他の江田島市中国人研修生と異なり、ノートパソコンもiPADもなく、孤独だったということはわかるが、殺傷の動機は不明だ。LANなり無線ルータがあり、せめてネットで中国や故郷大連のニュースを読むことができていれば、心理的に追いつめられることもなかったかもしれない。工場2階の「寮」にテレビがあったかどうかも書いてない。寮費がいくらだったったかも書いてない。私がデスクだったらボツにする記事だ。
確かトマス・ハリス「羊たちの沈黙」(映画にもなった)が、犯罪捜査における臨床心理学者の活躍を描いていた記憶があるが、日本では神戸の「サカキバラ事件」でテレビに出て来た精神科医、心理学者の「ご託宣」があまりに美事にはずれたので、臨床心理学の信用はがた落ちになった。
しかし、米国の犯罪捜査や犯人の取り調べにおいて、臨床心理学者や精神科医は大いに活躍している。日本では起訴可能かどうかの「精神鑑定」でしか、精神科医の出番がない。どうして今回のようなケースでは、人の心を探るのが得意なカウセリング術に長けた、精神科医や臨床心理士の協力を求めないのだろうか?江田島署がだめなら、広島県警に特捜部を設ければよいではないか。県警なら県知事の指揮下にある。
実際、山の中のこの地区でも、小さな工場に何人もの中国人「研修生」が安賃金で使われていて、それが言い争う声が聞こえると、付近の住民は怖がっている。それを口実に、わが家にも「警備保障会社」の売りこみ外商が来る。いまに、ちょっと留守をするにも、町と同じようにドアにカギを掛けないといけなくなるだろう。
カミュ「異邦人」では、殺人の罪に問われた主人公は、殺人の理由を「太陽がまぶしかったからだ」と述べる。「不条理殺人」である。
滞在がわずか半年だから、来日するまでの犯人の素行や性質の調査も必要になるだろう。とうてい江田島署の手に負える案件ではない。
捜査する側も報道する側も、大連まで人を派遣することを考えるべきだろう。大阪から直行便があるはずだ。
他の江田島市中国人研修生と異なり、ノートパソコンもiPADもなく、孤独だったということはわかるが、殺傷の動機は不明だ。LANなり無線ルータがあり、せめてネットで中国や故郷大連のニュースを読むことができていれば、心理的に追いつめられることもなかったかもしれない。工場2階の「寮」にテレビがあったかどうかも書いてない。寮費がいくらだったったかも書いてない。私がデスクだったらボツにする記事だ。
確かトマス・ハリス「羊たちの沈黙」(映画にもなった)が、犯罪捜査における臨床心理学者の活躍を描いていた記憶があるが、日本では神戸の「サカキバラ事件」でテレビに出て来た精神科医、心理学者の「ご託宣」があまりに美事にはずれたので、臨床心理学の信用はがた落ちになった。
しかし、米国の犯罪捜査や犯人の取り調べにおいて、臨床心理学者や精神科医は大いに活躍している。日本では起訴可能かどうかの「精神鑑定」でしか、精神科医の出番がない。どうして今回のようなケースでは、人の心を探るのが得意なカウセリング術に長けた、精神科医や臨床心理士の協力を求めないのだろうか?江田島署がだめなら、広島県警に特捜部を設ければよいではないか。県警なら県知事の指揮下にある。
実際、山の中のこの地区でも、小さな工場に何人もの中国人「研修生」が安賃金で使われていて、それが言い争う声が聞こえると、付近の住民は怖がっている。それを口実に、わが家にも「警備保障会社」の売りこみ外商が来る。いまに、ちょっと留守をするにも、町と同じようにドアにカギを掛けないといけなくなるだろう。
カミュ「異邦人」では、殺人の罪に問われた主人公は、殺人の理由を「太陽がまぶしかったからだ」と述べる。「不条理殺人」である。
滞在がわずか半年だから、来日するまでの犯人の素行や性質の調査も必要になるだろう。とうてい江田島署の手に負える案件ではない。
捜査する側も報道する側も、大連まで人を派遣することを考えるべきだろう。大阪から直行便があるはずだ。
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