【訂正】難波紘二先生より

【訂正】500万円超の高額医療費の審査が東京で行われるのは、「共済」だけでなく、国保、社保も同様で「健保特別審査会」という社会保険庁（旧）、厚労省の天下り組織があるのだそうで、ここには学会代表も入っているそうです。歯科診療は400万円超がここにかけられるそうです。
　国家公務員共済組合連合会本部が審査したものと勘違いしておりました。訂正いたします。


　呉共済病院の「病腎移植」はここで審査され、「承認書類」が発行されているので、問題にならなかったのだそうです。
　が、もしそうなら「病腎移植」であることは、正直に申告しているので、中央の審査会が「お墨付き」を与えていたことになります。
　メディアはなぜそこまで突っ込んで報道しなかったのか。
　また、宇和島の２病院は呉共済と同じことをやっていたわけだから、何も問題ないことになるはずです。原告団弁護団は、なぜ呉共済の書類を証拠申請に使用しないのか。学会代表も出ているので、移植学会も反対できないはずです。
　この件は、突っ込めば、そもそも何も問題なかった、つまりオーストラリアのニコル移植と変わらないではないか、ということになりそうです。
　この国は、なんてバカバカしい国なんでしょう。