ある宇和島市議会議員のトレーニング

阪神大震災支援で動きの悪い体に気づいてトレーニングを始め、いつのまにかトライアスリートになってしまった私。

週頭の街頭活動/令和の運び屋頑張れ

2021-07-19 17:02:58 | お仕事
小雨でしたが、精一杯に。
週頭の街頭活動です。
政策での選挙を望んで、立候補表明者による公開討論会を企画したことも政治の道に足を踏み込んだきっかけだったことから。
選挙前だけ動き回ることへの違和感を述べるところから始めました。
政策を語ってほしいと。
今日は、行政の無謬性について。
もちろん、公金を使ったサービスについて、間違いがあってはならないのだけれど、間違うこともあると思います。
各地・各所のワクチン接種に供給がまに合わないという批判が出ていますが、供給量に合わせて接種するしかないのが物の道理です。ワクチンを「一日でも早く、1人でも多く」という至極単純な作戦は、ワクチン接種がコロナとの戦いの最大の武器だということを共通して認識しているために進んでいる作戦です。1日100万回のワクチン接種目標が示されたとき、70~80万が良いところだと、打ち手不足など理由として現実味がないとしていた識者がいましたが、打ち手の市場は、関係者の使命感と処遇改善で変わりました。見事に打ち手不足の問題は解決しました。労働力(関係のみなさまには失礼な表現ですみません)は、市場原理と高い職業倫理感によって、適切に配置されるのが日本であり、医療関係者の崇高な使命感でありました。そして、職域接種に応じた各企業や大学等の教育機関であります。世の中にコロナからの安心と安全を一日も早く取り戻したいという希望を実現するために力を尽くそうと動いてくれた各機関であります。
その結果の1日120万とか140万と言われる接種実積であります。
制度に縛られることなく、柔軟に接種機会を広げてきた結果、一時的にスピードを落とすことが必要になっただけであります。
ワクチンの現物の確保が出来た後にしか、接種予約枠の設計が出来なければ、これだけ早くワクチン接種は進みませんでした。
職域接種制度の活用に制約が多すぎてもこれだけの接種計画は立ち上がりませんでした。
今は、一時的に接種予約の拡大のペースを落とさなければならないだけであります。
職域接種や各地で接種ペースを上げるために取り組んだ集団接種から、それ以前のペースに戻る部分があるだけで、各自治体・各種団体の努力の結果、こんなに接種が進んだから必要な一部見直しなわけです。
ワクチン在庫をしっかりと捉え、最少の在庫でワクチン接種をうまく進められるように、令和の運び屋と接種を進める各機関の一層の連携を期待したいと思います。
後出しじゃんけん的な批判からは、なにも得るものはありません。
所定の条件下で最大の効用が得られるよう、柔軟な制度運用が望まれます。
また、公平性よりも効果の最大化のために、戦術を見なおす勇気を持つことが大切です。
間違いを認識しても、自己否定できず、自己改革する勇気をもてなければ、この戦いに勝利する時期が遅れることはあっても早まることはないでしょう。
無謬性とは、間違わないことを強く意識するだけではなく、間違ったときに迅速に勇気を持って間違いを改める、間違うこともあるのだという誤謬性を併せ持ってこそ活きてくる価値だと思っています。
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