桶一本ごとに造りを全く変える蔵もあれば、一貫した特徴を持つ蔵もあります。「風の森」は紛れもなく後者の部類に属する酒でしょう。その特徴とはズバリ発泡感にあります。開けるやいなや栓が吹き飛ぶところは、発泡気味を通り越して発泡酒そのものであり、酒器に注げばサイダー並みの気泡が立ち上がります。発泡感もここまで来るとやり過ぎというのが第一印象です。
もっとも、過剰にも思える発泡感は意図的なもので、これがやがて落ち着き、円熟した味わいへと移り変わるところにこそ狙いがあるというのが蔵元による公式説明です。「いわば一粒で二度おいしい」ということでしょう。一日に一合、あるいは半合ずつ注ぎ、味わいの変化を楽しみたい一品です。
★風の森 純米しぼり華
油長酒造(奈良県御所市)
原料米 岡山県産雄町
精米歩合 80%
アルコール分 17度
仕込水 金剛葛城山系深層地下水
東京都中央区 銀座君嶋屋にて購入
もっとも、過剰にも思える発泡感は意図的なもので、これがやがて落ち着き、円熟した味わいへと移り変わるところにこそ狙いがあるというのが蔵元による公式説明です。「いわば一粒で二度おいしい」ということでしょう。一日に一合、あるいは半合ずつ注ぎ、味わいの変化を楽しみたい一品です。
★風の森 純米しぼり華
油長酒造(奈良県御所市)
原料米 岡山県産雄町
精米歩合 80%
アルコール分 17度
仕込水 金剛葛城山系深層地下水
東京都中央区 銀座君嶋屋にて購入