北斗星惜別乗車 続編 - 前夜

瓢箪から駒で実現した北海道への旅が明日に迫りました。前回と同様、主題である「北斗星」の乗車については主催者に丸投げであり、誰が参加するのかも、どこで解散するのかもよく分かってはいませんが、自分自身は終点の札幌まで乗り通します。現地では好天が予想されるため、レンタカーを借りて列車撮影を中心に活動する予定です。着いた列車の折り返しとなる上りの「北斗星」についても、沿線のどこかで待ち構えることになるでしょう。
翌日は遅くとも12時過ぎの列車で札幌を出る必要があり、実質的な滞在時間は丸一日に過ぎません。これでは当然行動範囲も限られ、札幌からそう遠くには行けないわけです。しかし、六月の北海道ともなれば八時過ぎまで明るく、三時過ぎには東の空が白んでくるため、数字以上の持ち時間があるともいえます。日曜のすすきのには多くを期待できないこともあり、今回は札幌には泊まらず、行きずりの旅人宿でささやかな晩酌をして、翌朝日の出と同時に動き出すのも一案ではないでしょうか。
「北斗星」に乗るだけが目的だったはずが、一日付け足すだけで俄然北海道の旅らしくなるものです。これでますます楽しみになってきました。