
ニューオータニ美術館の川瀬巴水展の後期に行ってきました。
巴水の版画は、画面の構図と、深い紺色と黒を重ねたところに月やちょうちんやガス燈の光を効かせる夜景色の版画が印象的ですが、夕景のグラデーションや紅葉の色使いなどもとてもきれいで、あらためてほれぼれしました。
また、写真は絵葉書を買ってきた「雨後の山王」ですが、雨あがりで表面が濡れた石畳の感じなど、なんともリアルです。
ところが、版画の元絵ように画かれた肉筆画、これは通常版画になるときになくなってしまうのですが、採用されなかった案とかで残っていたのが展示されていて、その肉筆画では、色の彩度のインパクトや、石畳の濡れた感じなどが、雰囲気がゼンゼン違うのでした。
板にしていくときにももちろん打合せをしながらでしょうから、板を彫る段階で巴水の指示も入ったのだろうと思いますが、版画ならではの美しさというか表現というか、「良さ」が、良く分かりました。
巴水の版画は、画面の構図と、深い紺色と黒を重ねたところに月やちょうちんやガス燈の光を効かせる夜景色の版画が印象的ですが、夕景のグラデーションや紅葉の色使いなどもとてもきれいで、あらためてほれぼれしました。
また、写真は絵葉書を買ってきた「雨後の山王」ですが、雨あがりで表面が濡れた石畳の感じなど、なんともリアルです。
ところが、版画の元絵ように画かれた肉筆画、これは通常版画になるときになくなってしまうのですが、採用されなかった案とかで残っていたのが展示されていて、その肉筆画では、色の彩度のインパクトや、石畳の濡れた感じなどが、雰囲気がゼンゼン違うのでした。
板にしていくときにももちろん打合せをしながらでしょうから、板を彫る段階で巴水の指示も入ったのだろうと思いますが、版画ならではの美しさというか表現というか、「良さ」が、良く分かりました。
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