Verdure 4F

茶道25年、ブログ19年! 家業を継いで13年。息子は10才。子育て、茶道、季節行事、料理、日記、読書の記録など。

待宵草

2011年07月08日 | 季節の行事、庭そして畑
先日お稽古の終わり頃になって待宵草が開花したので、「やっぱりあれは咲くんだったのか!」と、いえネットでは夕方~明け方に咲き、明るくなるとしぼんでしまうのだと読んではいたのですが、実際にはしぼんだ花ばかり見ていたので、開花したのが感動で、夜、わざわざ見にいくことにしました。


咲いていましたよ~~~。ナニゲに、感動

ネットでも、夜、暗い中にたくさんの黄色い花が浮かび上がるさまは印象的で云々とあったのですが、ほんとうでした。









待宵草とはよくも名づけたものです。昼は萎れた花がらをぶら下げた雑草の生い茂りとしか見えないのが、満開。
残念ながら月の光ではなく街灯に照らされて浮かび上がっていますが、懸命に高さを競うように暗い空に背伸びして黄色い花を咲かせています。
そして、なんとも清涼感のある、いい香りがしているのです。


がまんできず、2枝だけうちに来てもらうことにしました


摘んできてもそのあと寝てしまって、寝ているあいだしか咲いていない花とは思いつつ、ほのかにいい香りなので、枕元ちかくに置くことにしました。

いい香りの中・・・ おやすみなさい

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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宵待草 (赤坂うさぎ)
2011-07-09 02:57:34
宵待草ってなんとなく艶っぽいイメージがありますが可憐な可愛い花なんですね。
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間違いで広まる誤解 (ぴんくこあら)
2011-07-10 16:48:39
待てど暮らせど来ぬ人を宵待ち草のやるせなさ 今宵は月も出ぬさうな
夢二の詩の印象が強いので艶っぽいイメージなのでしょうね。ちなみにこの詩が有名になったので、間違った名前の宵待草という名前で有名になってしまったとか。
ちなみに私は月見草が待宵草と同じだと思い込んでおり、今回初めて違う花ということを知りました。これは太宰治が間違ったせいで広まった誤解だとか。
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