Verdure 4F

茶道25年、ブログ19年! 家業を継いで13年。息子は10才。子育て、茶道、季節行事、料理、日記、読書の記録など。

夜咄茶会

2010年12月15日 | 茶道
また暮れの最後のお稽古となりました。
すっかり恒例となりました、ことしも夜咄ふうのお茶会で一年を終わります。
ことしのお点前は四畳半台目の設定で盆点てです。
私は3年続いて半東をつとめさせていただきました。


時間の都合でお茶事ととはいきませんので毎年お茶会だけですが、今回はご正客・亭主・半東のお持ち寄りで、鯖寿司一切れずつ、甘酒、苺

という、軽い点心で懐石風・・・それは言いすぎ? 小腹を満たしていただいて始めることができました。


寄付がわりの玄関の飾りつけに松ぼっくりを飾った釣灯でお迎えし、


茶室の入り口にはカンテラ



お床は、手作り(汗)の雪華の掛け物と、もみの木とトナカイの燭台


脇床には石昌の苔玉を飾りました。


お菓子は老松さんのもので、主菓子が「聖夜」に、クリスマス干菓子





枕草子で公任卿と清少納言が歌い交わす
  空寒み花にまがえて散る雪に 少し春ある心地こそすれ
の歌から「空寒」という銘をつけた花三島のお茶碗でお茶をお出ししました。


しっとりと、ゆっくりいい時間を過ごしました。




ことし1年、いろいろ変化のあった落ち着かない年でしたが、お稽古は変わらず無事に続けさせていただきました。
また来年も引き続きよろしくお願いいたします。

  あぁ~、もう今年も少しなんだわっ


昨年の夜咄はこちら

2008年の夜咄はこちら

2007年の夜咄はこちら



コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 象牙のブローチ | トップ | 雪華 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お茶会とクリスマス (赤坂 うさぎ)
2010-12-16 21:02:25
日本的なものにクリスマスデザインのお菓子とは面白い組み合わせですね。
返信する
季節 (ぴんくこあら)
2010-12-17 11:52:20
上生菓子などはもともと季節感の演出が繊細ですばらしいものですから、クリスマスも取り入れられています。
最近はクリスマスにお正月、バレンタイン、ひな祭り、七夕など、前日と当日の限定販売などもあります。いまデパ地下などいかれるとあちこちの和菓子屋さんがクリスマス和菓子を並べていますから、ぜひごらんになってみてください。ちょっとした手土産にとても喜ばれると思いますよ。
返信する

コメントを投稿