勘違いスカーフ

売り場で見て、バーゲン会場だったからよかったようなものの、衝動買いしたスカーフです。それなのに、何年もの間しまったまま、ようやく、初めて使ってみました。

きれいはきれいなんです。淡い水色に、淡いクリーム色の花とピンクのベリーが、それぞれ２種類づつ。それらの枝と葉と、茶系のリボン。全体がスモーキーな感じのふわっとした優しい色使いです。

だからといって、今にして考えれば、衝動買いするほど気に入ったものではなかったんだなー。
それなのにナゼ気に入った気がしてしまったかといえば、ベリーですよ、多分ね。
なんっか私、ベリーの絵があるとくらくらっと来るのです。「きゃーなんてステキ」と感じてしまう。
そうして買ったベリーのものっていくつかあるわけです、カーディガンとか、ティッシュボックスとか、レターセットとか・・・。
その自分の好みというか、癖？　それに気づいたきっかけがこの、一目惚れして衝動買いしたのに手が伸びないスカーフだったのでした。


そういうわけで、その癖を自覚して以降、ベリーの絵があるからというだけで間違って一目惚れして衝動買いすることのないよう、他の部分も含めて好みにあっているか、買って無駄になる買い物でないか、よく内省して吟味することができるようになりました。
また、ベリーのデザインそのものにすっごい惹かれることには間違いないわけで、本当にすてきなベリーグッズを求めていけばいいわけです。

自分の好みについて自覚が育ってきたところで、このスカーフもそれなりに使っていこう、決して使えない色・柄ではないのだから、という心境になって、襟にかけてきました。
スカーフの全体の写真はこちらから。



しかし、間違う要素が何か他にもあるのか、無駄遣いそのものがなくなったわけではないような・・・？