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Verdure 4F

茶道25年、ブログ20年! 家業を継いで14年。息子は11才。子育て、茶道、季節行事、料理、日記、読書の記録など。

長月の氷いちご

2011年09月01日 | 都市・街・建物
根津から千駄木にかけての不忍通り、面白いことになっているように思う。
この10年くらいで、通りの両脇にずいぶん高いマンションが林立した。古いお店が新しいビルの1階に入ると同時に、新しいお店が入ってきたのでしょう。谷根千と「懐かしい街」散歩の人気が続いてひと足が減らないことも大きいのでしょう。

洋品店、お茶屋さん、漬物専門店、骨董商、和菓子屋、金太郎飴、たい焼きや、お鮨やさん、豆腐レストランに、中華料理、インド料理レストラン。
喫茶店も、甘味店、やなか珈琲、根津CAFFE、千駄木倶楽部にサンマルクカフェ(笑)。
書店も、売れ筋や新刊にかかわらず独自の書棚を作るので有名な書店や古書店がある街です。


今頃になってではありますが、税金の申告の都合で震災の罹災証明書が必要となり、区役所の支所へ。
最初、電話で手続きを問い合わせた際は、罹災状況の写真撮影を後日、別途行う必要があり、申請のときに日程調整をとのことでしたが、うかがってみると、事情がわかると「今日、写真も撮らせてもらったほうがいいですよね」と、手際よく時間を調整しカメラ等を段取りしてすぐ同行し、いちどで済ませていただきました。

「官僚はこんなに官僚的じゃないぞ!」
と大企業の社内調整の煩雑さに怒った元官僚の天下りさんのウィットの効いた皮肉が面白くて忘れられませんが、最近、融通の利かない手続き主義にいらだたされるのは大企業の方ばかりで、お役人さんには便宜を考え融通を利かせていただいて助かることが続いています。



さて、おかげさまで一度で手っ取り早く手続きが済んで、気をよくして根津の甘味喫茶でお茶

果物もあんこもない豆寒にクリームをトッピングしていただいてお薄をいただいていたら、サラリーマンらしき中年男性二人連れが、揃って氷いちごを食べ始めました。
いやっ、これもいい光景じゃないかしら なんてほほえましく思っていたら、
「これ、残したら怒られるよな?」
「いや、だからって無理しなくてもいいんじゃないですか?」
「ねぇ~、これ、残していい?」
というやりとりとなり、食べかけの氷いちごがテーブルに残りました。

いつまでも暑い暑いとかき氷 
  半ば残して 夏も去りゆく

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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川柳 (赤坂うさぎ)
2011-09-02 10:25:25
かき氷、タイにもあるようで
屋台でビニール袋にクラッシュアイスを入れ
甘いシロップを投入、ストローを差して
歩きながら吸う。
とても暑い時には欲しくなるんですが
余りにも不衛生で断念。
日本の衛生管理はすごいですね。
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甘味 (ぴんくこあら)
2011-09-02 23:33:16
タイでもけっこう男性がかき氷を食べるのでしょうか。
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