実家を売却する為に不動産屋さんでハンコを押してきました。とうとう実家との建物ともお別れです。
駅前という立地条件ですから欲しいという方は結構あった様です。父親が亡くなってから二十年近く、母親が亡くなって昨年十三回忌を終えて姉妹で処分する事に決めました。私がここに住んだのは結婚するまでの3年程と結婚してからの数ヶ月だけでした。当時は1時間に1〜2本の普通電車しか止まらずそれも途中で急行に接続する事もなかったので4〜50分かけて勤め先の京都まで通ったものでした。今は準急の数も増えて大阪からでも京都からでも便利になりました。手放すのは惜しくもあり、高齢になってから便利の良い場所に住む方が良いのですが滋賀にも40年近く住むと離れがたく決断せざるをえなくなりました。
お仏壇が置いてあるのでお寺さんのお参りもお願いしてあり、税金や公共料金等の他に庭もシルバーさんに頼んで手入れしてもらっていましたからこれらを合わせると相当な金額になりますから今の内に見切った方が。でも何となく淋しいですね。いずれ近々に解体されるでしょうが離れているのでそれを見なくて済むのが救いです。
門扉に掛けていたハンギングバスケットを引き上げてきました。