昨夜、孫からメールが届いて、

「明日家にいる?」…と。
「居るよ」と返事して、
孫の来るのを待った。
昼前に、この着物に襟をつけたい…と、
曽祖母の道中着を持って来た。
(私の母親の物)
孫が服飾関係の大学に入って3年
昨年は、自分で成人式のスーツを縫ったり、
展示即売会を開いたり、
今年も、展示会を開催する予定で、
その為に、
この着物をリメークしたいのだそうだ。
孫の説明では、
着物は解体せず、
そのままを利用して、襟を付けたい。
…との事。
そんな事した事がない…

分からないまま、後ろ襟を外し、
前襟ぐりも少しカットして、
寸法を図り、襟を製図した。
ボディーに着せた、着物に製図した襟を合わせてみては、
製図を描き直す事…3回。💦💦💦
なんとか行けそうなので、
シーティングで襟を作ってセットしてみた。
ここまで、1時間かかったが、
襟の製図はやっと出来た。
襟は、
袖下を切って、そこで取ることにした。
縫い方を教えながら、
襟付けをなんとか完成させたら、
予定時間をすっかりすぎて、
6時前になっていた。

自分一人なら、こんな事は考えもしなかった…と思う。
若い子の考える奇抜なアイデアに、
四苦八苦させられたが
結構楽しかったし、勉強にもなった。