看る

カリステモン　

ブラシの木とも呼ばれるカリステモン（金宝樹）は人の目を惹くようで「あの花は何？」とよく聞かれます。瓶洗いのブラシのような形は面白いですね。

九時半の電車に乗って奈良の病院へ姉の看病に行ってきました。姉の息づかいは１週間前よりズッとひどくなっていました。時々覚醒すると意識はハッキリしているようで、問いかけに頷くときもあり、「イヤホンで音楽を聞くか？」と言ったらイヤイヤをするような仕草をしましたから、部屋の中では滅多なことは話せません。看護士さんとも容態のことなどは小声で話す状態です。姪は最後の時に着せる洋服を取りに姉の自宅まで行き、姉の親しいお友達と服選びをしてきたそうです。そのお友達のご主人も癌で痛みを抑えるパッチを貼ってられるとか。彼女とも大分前になりますが中国旅行をご一緒した思い出があります。

夕方、上の姉がやって来て一晩付き添うというので姪に「今夜はゆっくり寝ておいで」といって７時前に病院を後にして帰ってきました。電話が鳴る度にドキッとする日がしばらく続きそうです。セールスの電話等がかかって来てのんびり話しをされると腹が立ってきます。