経営コンサルタント日野眞明のmoreな「ひとりごと」

「商売繁盛」「ビジネス(創業、起業、経営革新)」など更新中!(2022年5月引越)

340万部。<3,627本目>

2011-07-06 22:24:00 | ひとりごと
TVをほとんど見ない日野が先月は毎週見ている番組がありました。

それは
NHK教育の「100分de名著」です。
(毎週水曜日午後10:00~10:25
再放送が翌週水曜日午前05:35~06:00、午前11:30~11:55)

先月のテーマは「マネジメント」。
ドラッカーのマネジメントをしっかりと読み解くとても有意義な内容でした。

毎週の勉強会TBC(豊橋ブレックファーストクラブ)のメンバーでも全員が見て、
レメ[トにまとめて、ディスカッションもしました。

そして今月のテーマが「学問のすゝめ」、福沢諭吉なんです。

今回はTBCのメンバーで勉強しているわけではありませんが、
日野はもともとこのテーマに興味があったので楽しみにしてみています。

「学問のすゝめ」は発行当時の人口の10人に一人が読んでいた
と言われます。

その数がタイトルの340万部です。

今後の国づくりをするために”必要なこと”をわかりやすく、
ズバッと説いています。

しっかりと読むとその本質も良く理解できます。

今回の内容を解説してくれているのが、
日野が使う「三色ボールペン」の提唱者である明治大学教授の
齋藤孝先生です。
(三色ボールペンは絶対使うといい!)

齋藤先生の著作もたくさん読んでいてファンです。

例えば福沢諭吉が言っている”学問”とは「実学」のことなのです。
実学とは、人々の暮らしや仕事に役立つ実践的な知恵のことを言います。

「知識ばかりで何もしないのは、国にとって無用の長物」とまで言い切ります。

”すゝめ”の意味は、「お勧めしますよ。」的なお誘いではなく、
もっと強烈なメッセージなのです。

昨夜[水曜日の夜]に見逃した方はまだ再放送を見るチャンスもあります。

今月始まったばかりですので、ぜひご覧になっていただいて、
一緒に勉強していただければいいと思います。

もっといい日本を作るために、
自分たちがやらなければいけないことがはっきりと見えてきます。

「実学」を極めていきましょう!











雨@中小企業大学校瀬戸校3日目。
どこでも、何でも”学問”なんですよ、来てくれてありがとうございます。


貪欲に学ぶ。<3,626本目>

2011-07-06 06:07:00 | ひとりごと
先月(6月8日)から
中小企業大学校瀬戸校で「経営管理者養成コース(第21期)」が始まっている。

これは毎月4日間を6か月続けるハードな講座だ。
合計の勉強時間は180時間にも及ぶ。もちろん、民間研修機関に比べて格安とは言いながら費用もかかる。

全国の中小企業大学校でも実施されているが、
各校でも20年以上続いている”伝統の講座”なのだ。

その講座の中で「日野ゼミ」も担当をしているのだが、
メインの講座もずっと続いている。

今月(7月)日野が担当するテーマは
「経営戦略の考え方とマーケティングの知識」
「ITを活用したマーケティング戦略」
「 経営戦略・経営計画の策定」
あり、3日間を担当する。
(4日目金曜日は日野ゼミ)

創業経営者や、二代目三代目経営者、
または、経営者の官房などなど年齢もまちまちだが共通して言えることがある。

それは、「経営を一度まともに勉強して身に付けたい!」という思いだ。

その真剣さは、足鰍ッ6か月間と長期にわたって参加するという
タイムマネジメント能力にも表れてくるし、
講義中の真剣な眼差しにも感じることができる。

過ぎてしまえばあっという間の180時間であるが、
実際に受講している間は結構日常業務の中に組み込まれたカリキュラムなので調整も大変だ。

それでも何とか学ぼうというところが素晴らしいのだ。
結果的に、各社の業績は悪くない。

また、その講座で6か月も一緒に勉強する”仲間”が増えることも貴重な経験となる。

過去の日野ゼミ受講生も世代を超えて未だに勉強会で集まり「奇跡の出会い」も開催される。

高い志を持ったメンバーだからこそ実現できる、濃密な時間でもある。

真剣になればなるほど答えも真剣に返ってくる。
結局、うまくいかない時や不満があるときは
”自分に何かが足りない”だけなのだと気が付く。

そこを学び取るだけでもいいのだ。

相変わらず、日野の講義は「戦略」とか「マーケティング」とか「マネジメント」などの専門領域ではありながら、大学院で使うような言葉はほとんど使用しない。

いつの間にか「あ~、そういうことだったのね」と納得して理解していただくようなフランクな講義だ。

それでいて受講生の貪欲なさも感じることができる貴重な時間を過ごしている。

学ぶことはビジネスだけではなく、一生の楽しみであり、有意義な時間なのだ。

暑い時期ではあるが、研修施設にいれば暑さもしのげる。
熱くなるのは頭やディスカッションである。

参加者の成長過程を垣間見るのはとても楽しみだ。











晴れ@中小企業大学校瀬戸校。
週の真ん中という感覚が薄れつつある水曜日かな、来てくれてありがとうございます。