そよ風に髭をなびかせて・Moookな毎日

The breeze gently waves Moook's beard.

夏の散歩は緑のある場所を探して。

2011-07-25 | Moook's diary
(2011年7月)Moook 4歳11ヶ月


夏は暑くて散歩が大変。早朝の散歩は涼しいけど、太陽が出てからの日向はとても歩けないよね。
でも、夏は朝の散歩が早いから、>>> 朝飯も早く出る! これには僕は満足なんだ。

それからは、僕には大事な昼寝の時間だ。ゆっくり寝よう!
でもちょっと油断すると、父ちゃんが「無断外出」しようとするから僕は玄関ホールで寝転んで過ごす。
例えてみれば、此処は『Moookの関所』て、感じだよ。

父ちゃんが鞄を持ったり、ネクタイを締めたりする時はアイツが外へ脱走しようと企んでいる時だ。
そんな場合、僕は父ちゃんが靴ベラを持った瞬間に吼えてやるんだ。

「ワン、ワン。僕も連れて行け」

今日も僕は勝利した。エアコンの効いた涼しい車のドライブが始まった。
現場のお手伝い(車の窓から見てるだけ)は簡単に終わったけど、父ちゃんは何かを探して走り廻ってる。
(詳細は父ちゃんのHPを見てください。何を探していたのかな? イヒヒ
僕がウトウトしてると父ちゃんに「おい、着いたぞ」と起こされた。



「おー、良い芝生ジャン!」でも、いつも来てる愛鷹公園だな?
まあ、とりあえず涼しい風も吹いてるし、気持ちは良いから満足だよ。

ぐるっと一周して、桜並木を歩きます。


今日は、良い一日だったなあ。
やはり、関所は厳しく守らないといけないぞ。

「シュナウザーは関所を固める 」 by ムーク



ムークの後ろ脚が麻痺したけど、無事に治りました。

2011-07-17 | Moook's diary
7月13日(火)昼。
階段下の扉にムークの顔と手が軽く挟まった。
ムークは慌てて後ろに下がったが、その時、変に体勢を崩したらしい。
pm3:00
そのあと、後ろ脚を床につかない仕草になって、座った姿勢から立ち上がれない。
立っても足を床につかないで上げている(後ろ足左右とも)
pm4:00
「やばい、骨か筋を痛めたのか?」と驚いて獣医のところに向かった。
大きなレントゲンを正面と側面を撮った。
獣医は「脊髄」だと診察してステロイド注射をした。
「副腎」に副作用が出ないか尋ねたら「大丈夫、水の多飲、食欲が増すくらいが副作用」との事だった。
pm7時過ぎ、
夕食 ドックフードをふやかしてあげた。
10分後 階段を駆け下りて一階へ降りたてお尻の匂いを嗅いでるので、表に出してみたら
急ぎ足で歩きながら50M先で半下痢状態の便(卵くらいの量)をした。

その後も排便の為か、散歩に行きたがるので、歩かせるとぐいぐい引っ張って歩く。
小便数回、下痢の排便5,6回(量は微量)後半は血便になった。
山王さんの手前(郵便局通り9で立ち止まったので家に戻った。

麻痺してた後ろ足は嘘のように治ったようだった。

7月14日(水)
朝、排便を兼ねて表を歩かせると、やはり下痢が酷く、血も交じってる。

昼、ムークが事務所へ入ってきて、手を私の足に乗せて何か訴えて来た。
いつもはしない仕草に驚いて、表へ連れて出るとまた、酷い下痢だった。
我慢できなくて、事務所まで合図をしに来たらしい。

夕方、様子を見ながら散歩するとやはり下痢と出血が続いた。
明朝、早くに獣医に行くことに決めた。

夜、HPでステロイドの事を調べてみたら。副作用として「下痢」と書いてある。
ムークは以前から腸が弱く、今年は入院もしたし、通院も何回もしてる。
ムークの体質にはステロイドは合わないから、この注射は不適切だったと思った。
ムークの体調は、少しおとなしい程度で元気な動きをしているけど、心配は募る一方だった。

7月15日(金)
眠れない一夜を過ごして、早朝6時に外へ出してみるとやはり下痢と血便は続いている。
しかも、家に戻っても血が滲み出して来てる。
開院時間を待ちわびて車を走らせた。

獣医に状況を説明して、ステロイドの量を聞いた。
「24時間で体外に排出する量」との事だった。(12mg/kg)
14日に飲ませるように指示されたステロイドの錠剤は飲ませなかった事を説明した。
アジソン病にかかる心配もないことを確かめた。
抗生物質を注射して、消化剤と抗生物質の投薬を貰って家に戻った。
食事はid缶詰をいつもの70%で我慢させた。
食欲は旺盛にある。

7月16日(土)
朝の排便は水溶性便と少しの血便。
日中は大人しく寝ている。
夕方、気分も変えようと車で山の運動広場に行った。
駐車場に着いた途端にムークは「早く降りて歩きたい」と大騒ぎして吠える。
日影の涼しい道を歩いた。
便はホッコリと形を作り始めて、下痢では無くなった。
やっと、一安心出来ました。
まだ、数日は様子を見ながらの生活が続きます。

富士山での冒険。

2011-07-11 | Moook's diary
日曜日、暑い下界を逃れて僕らは富士山に向かった。
父ちゃんが運転手、僕は後部座席でクーラーの効いた涼しい席で暫し休息だ。
御殿場から登り始めて標高が上がると共に木立は鬱蒼とした森に変化して行く。
「もう、このあたりは涼しい風かな?」と呟いた父ちゃんは、エアコンを切って窓を全開にした。
窓から吹き込む木々の香り、爽やかな風が車内に吹き込む。
僕は快い眠りから覚めて、大きな伸びをしてから窓に顎を乗せて風景を眺めた。
車道は緩やかなカーブを描きながら、山肌を縫って登っていく。
時折、すれ違う対向車の車体に木立がキラキラと映り込んでいた。

やがて、目的地の「富士山 水ヶ塚公園」に着いた。
まだ、シーズンには少し早いから閑散としている。
駐車場の大半にはバイクの集団が賑やかに集まっていた。
ざっと数えると70台くらいは有るだろう。
(僕は犬だけど100までは計算が出来る、ワン!)

公園には避暑をしてるセレブな犬が沢山いた。
僕の「避暑地の恋」はまだ実らないが、何時かは素敵な。。。。
などと思いながら

僕は急に冒険をしたくなって、
父ちゃんに「登山道を登ろう」と要求した。
僕の父ちゃんは単純なので「よし!行こうぜ」と即決だ。

公園から続く登山道を登ると道は急に登り勾配になって、
足元の溶岩の欠片は僕たちの行進を困難に変えた。

500m程、登った場所で僕は異様な匂いを嗅いだ。
「父ちゃん、怪しい匂いがするぞ!」
僕は父ちゃんに注意をした。




二、三歩退いた後で父ちゃんは叫んだ。
「ムーク、お前が調べて来い!」

意気地の無い親父だなあ。
僕は大きく息を吸って匂いを確かめた。
「ああ、これは野生の動物たちが野外パーテイを開いた跡だな」
僕はちょっと安心したけど、父ちゃんを懲らしめてやろうと思った。



僕は振り返って言った。
「ここは、熊が人間を襲った後だ!早く逃げよう。」
父ちゃんは、脱兎の如くに逃げ出した。

車に戻った後、僕は聞いた、
「だいぶ涼しくなりましたか?」

父ちゃんは答えた。
「おらあ、背筋が凍ったぜ!」

しかし、父ちゃんの逃げ足の速さには参ったぜ! 

萬城の滝(中伊豆)はフィトンチッドがいっぱい。

2011-07-05 | Moook's diary

父ちゃんが文化財建造物を探しに行くのに同行した。
とても、暑い日。父ちゃんが調査している間、僕はエアコンの効いた車内で留守番をしてた。
やがて、午後の休憩の時間、僕らは中伊豆の萬城の滝を散歩した。
この滝は、別名「裏見の滝」とも言われ、滝の裏側を歩く事が出来たと父ちゃんが説明してくれたけど、現在は通路が封鎖されています。

滝から落ちる水量はとても多くて飛沫が上がっていました。
空気はヒンヤリと冷たくてフィトンチッドが一杯空中を舞っています。
僕はフィトンチッドがキラキラ光るってるのを発見したよ!


あんまり涼しくて気持ちが良いので、橋の上で涼んで来ました。
僕の顔やお髭にもフィトンチッドが一杯くっついちゃいましたよ。
 父ちゃん:「涼しくて天国のようだね」
 Moook: 「うん、フィトンチッドはソフトクリームと同じぐらい美味しいね」  
「シュナウザーは滝のフィトンチッドを食べちゃった 」 by ムーク

(2011年7月)Moook 4歳11ヶ月