そよ風に髭をなびかせて・Moookな毎日

The breeze gently waves Moook's beard.

(動画)大変だ、僕の大事な店が閉まってる。さて犬はどうするか?

2010-03-04 | 「犬の心理と行動」
(2010年3月)Moook 3歳7ヶ月

散歩の帰り道
仲見世通りを歩いて行くと
ムークの大好きなペットショップがあります。
ここには、おやつやおもちゃを置いてあるから、ムークはいつも店に飛び込んで行くのです。

でも今日は水曜日。
お店は定休日です。
店が閉まっていたらムークは一体どんな反応をするのかビデオを撮ってみました。




ムークはシャッターが閉まった店をクンクン嗅いで、ペットショップが閉まってると大慌てです。
一度、諦めかけたけど、もう一度戻って、シャッターのドアの部分の前に行きました。
ここから出入りしてるのが判ったのでしょうか?
しきりに中の匂いを嗅ぎます。
いつもの可愛い店員さんが出てきてくれるのを期待してるんでしょうか?

定休日を犬に説明は難しいので、なかなか諦めさせませんでした。(^^;)

「シュナウザーは、お気に入りの店がある」 by Moook

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犬は、道をぐるっと一周廻れば元へ戻れると理解しているか?

2010-02-11 | 「犬の心理と行動」
ある日の事。
たまには違う散歩道を通ろうと駅北方面に行ってみた。
あちこち散歩して帰り道。

そうだ、「ヨーカドウ」でトンカツとエビフライを買って帰ろうと決めた。
此処には、車で買い物に来た事はあるが、立体駐車場に止めた車の中でムークはいつも待つ。
表の入り口に行くのは初めてだ。
南北の広い道に面した東側に入り口がある。
一階の出入り口が有って、その脇に地下への吹き抜け階段。
そこへ降りると小さな広場になって地下1階の出入り口がある。
買い物の間、そこで待っていようと思ったが、どうせ時間がかかるだろう。
この近辺を一周散歩して、またここに戻ればよいと決めた。
母ちゃんは買い物をしに建物に入り
ムークと父ちゃんはこの周りを一周する事にした。

下の写真がその地下と道路との階段だ。


階段を登って先ほど歩いてきた北の方向に戻ってから曲がり角を左折する。
その後の進路は、下のリンク(別窓で表示)地図を参照して下さい。

犬の方向感覚 - Google マップ

左折して少し行くとまた左へ曲がって真っ直ぐ、そしてすぐに左折すると、入り口とは反対側の道路を下ることになる。
その後、さらに左折して東進する。
地図上で青く描かれた線の初めの所まで来て、父ちゃんは一つ閃いた。

ムークが自分でさっきの出入り口までたどり着けるだろうか?

そこで、今までは横を歩かせる為に短くしていたリードを3m位延ばしてムークに先行させた。
そして、広い道に出て右か左かの寸前でムークに声をかけた。

「ムーク、母ちゃんは何処?」

その声を聞いたムークはその角を迷わず左に引っ張って行く。

「げ、入り口は向こうって判るんだ」
入り口は150m位先だから目とか匂いとかで判断は出来ない筈?

しかも青い線が緑に変わるところからは、全力で父ちゃんをぐいぐい引っ張っていく。
首輪が締まってゼイゼイと息が詰まるのも厭わずに。
通行人が多くてちょっと恥ずかしい父ちゃんだったが、なすがままに付いて行く。

ムークは一瞬、1階の入り口に向かったが、すぐに違いが判って地下への階段を下って、出入り口の前まで突進した。
相変わらず、買い物の遅い母ちゃんは未だ出てこなくて、隣のロッテイリアの中まで覗いて探すムークだった。


やがて、出てきた母ちゃんに向かってムークは甘え声を上げながら、飛びついて行った。

  【結論】犬は道をぐるっと一周すれば元の位置に戻ると判っている。
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犬に、一万円札の価値を判断する能力が有るか?

2010-02-02 | 「犬の心理と行動」
あれは、もうだいぶ昔の事。
我が家にはイングリッシュ・セッターの「マット」が居た。
彼女は純粋の鳥猟犬だった。
冬には私(Moook's papa)と共に伊豆の山中を山鳥や雉を求めて駆け巡っていた。
その気迫たるや、凄まじいものであった。
払暁から、夕闇が迫る頃までひと時さえも休むことなく捜索を続ける体力と、狙った獲物は必ず追い止めてポイントに持ち込む。
その時の顔は恐ろしいほどの迫力が有った。

しかし、家にいるときは至極温和な犬だった。
滅多に吼える事も無く、近所の子供達の良い遊び相手だった。
玄関の横に繋いでいたが、日の当たる玄関のコンクリートの床に寝そべっていると、
子供達や通りすがりの人が、わざわざ寄って来ては、頭を撫ぜたり、体を触ったりして行く。
それに尻尾を振って答えながら、大人しく成すがままに任せている。

何年目かの正月の三日、何時ものように玄関先で子供達が遊んでる声が聞こえていた。
そして、昼下がり、散歩に出ようかと玄関に寝そべったマットの傍に行くと、彼女は何やら書き切れを鼻先でいじって遊んでいる。
「あれ?なんだい、それは?」
私はその紙切れを取り上げた。
それは、1/4に小さく畳まれた「一万円札」がマットに噛まれてシワシワになっていた。
驚いた私は、大声で叫んだ。
「どうしたんだ。マット!これは。。。」
辺りを見回したけど、誰もいない。
私の声を聞いた母や妹達が出てきて、
「きっと、マットにお年玉をあげてくれたんじゃないの?」と言う

まさか、そんな事は無いだろう。。
私の心配は、子供達が自分のお年玉をポケットから落としたかも知れない事だった。
その日は、散歩にも出ないで、落し物を探しに来る人はいないかと表を気にして一日を過ごした。
次の日に、近所の交番に届けに行った。
「実は、犬が一万円札を拾ったんですが。。。」と言うと
警官は怪訝な顔で私の顔を見た。
正月の酔っ払いがふざけていると思ったのかな?
落とし主はとうとう見つから無くって、やっぱり「マットがお年玉を貰った」という結論になった。

その結果、マットには大きな肉を買ってあげて、飼い主と共にご馳走になったのである。
もちろん、マットには「お前、偉いなあ」と賞賛の言葉をかけながら。。。。

そして、時は流れて。。。

【マット】の写真。
MAT

上に書いた出来事などは、とうに忘れていた。

秋頃だったかと思うが、夕方の散歩に出かけた。
散歩といっても私は自転車、それをマットが引っ張って行く。
家を出てから、暫くの間はマットが引っ張るのに任せて私はペダルを漕がない。
それでも、相当の勢いで自転車は進む。
しかし、注意しないとマットは隠れている猫などに突然飛び掛っていくので、何度も転倒した経験がある。
だから、いつでもブレーキはかけられるように準備している。
と、案の定、マットは突然立ち止って道路傍の草むらに顔を突っ込んだ。
「どうした?、マット、何を咥えてるんだ」
マットの咥えたものを急いで取り上げた。
危ない食べ物ではないか?
暗い街灯の明かりで確かめて見ると、

それは、
ヨレヨレになった一万円札だった。
「あちゃー、また拾ったのか!」

マットは、私を見上げて嬉しそうに尻尾を振っている。
きっと、また大きな肉をご馳走になれると思ったんだろう。

それからの数日の散歩は、自転車を止めて、徒歩で行く事にした。
その道端の草むらをマットが丹念に匂いを嗅げる様にゆっくりと歩いたのだった。
でも、再び幸運に出会う事が無かった。


  【結論】犬は褒められると一万円札を拾う習性が身につく。
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犬が一万円札を拾った時、飼い主は黙ってネコババしないで、ちゃんと褒美で犬に肉を買って与えるべきだ。
そうすれば、犬には、必ず、一万円札を拾う習性が芽生えて来るだろう。

但し、柳の下に必ずしも泥鰌は二匹とは居ない。これも真実だ。

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犬の頭の中には地図が格納されているか?

2010-02-01 | 「犬の心理と行動」
散歩から家に戻る時、犬は先頭に立って道を歩いて帰る。
いつもの曲がり角は指示しなくてもちゃんと曲がる。
これは習慣になっているからだろう。

しかし、時々、犬が回り道をしようする時がある。
その時、自由気ままに歩かせても、いつの間にか自宅に戻る道筋を辿って行く。
勿論、犬が自宅に帰りたい気持ちの時だ。
それは、戻って食事をしたい。若しくはもう散歩は結構だと思ってる時に限るけど。

迷子になった犬が遠方から自宅に戻った話は多い。
これは帰巣本能と犬の位置情報を得る感覚で説明されている。

犬が目的地に向かう時、記憶と共に思考も働くに違いない。

例えば、昨日の事であるが。。。。。。

下の地図にはムークの
   通常の散歩コース(青色の線)
   以前に通った経験のある道(緑色の線)
   餌とおもちゃを売ってるペットショップ(赤丸)
   昨日、ムークが私を無理やりに引っ張って行った道筋(赤色の線)   
      を表示してある。                                  【クリックで拡大】

Moook

散歩からの帰り道、青い線のコースで、地図の下の方角から上がってきて交差点歩道を渡り、
通常は右に折れて行くのだけど、昨日はムークが真っ直ぐ行こうと引っ張るので街中を通る事にした。
青いコースの中間に大きな信号付交差点がある。何時もはこれを直進するのだが、ムークが左にグイグイと引っ張っている。

しょうが無いので、試しに渡ってみる事にした。
この道は、ムークとは歩いた事がないのだ。

信号を渡って暫く直進すると仲見世アーケード街に出る。
その角を、ムークは何のためらいも無く右折して突進していく。
MoookMoook
やがて、ペットショップの店頭に達すると、ムークは飛び込んで行きながら「ワンワン!」と吼え続ける。
店員さんも、隣の店の人も吃驚する勢いだ。

MoookMoook
この店の一番奥に常用のドックフードとおもちゃの陳列ケースがあるのだ。
ムークは興奮して吼え続ける。
おやつよりもおもちゃが欲しいらしい。
Moook
結局、おもちゃを一つ買う羽目になってしまった。



しかし、不可解なのは、
青い道と、緑の道はムークは通行した事が有るが赤い道は始めてだ。
この道を通ればペットショップに着くという考えはどうやって生まれたのだろう。

結論としては、犬の頭の中には地図が格納されていて、
青い道と、緑の道が平行しているから、その中間を直角に繋げば、
店に着く道筋になると判るのだろうなあ、きっと。。!!

最近はこの交差点に来ると左へ渡ろうと引っ張るようになっていた。
それは数日前に緑の道で上のほうからペットショップまで行ってピーピー鳴るおもちゃを買いに行った直後からだった。

おもちゃを売ってる店に行きたい欲望がムークをこんな行動に移らせたのだろう。
次にここを通るのが怖いな、あいつ、もう味をしめた筈だから。


「シュナウザーに先導させると財布が軽くなるぜ」 by Moookの父ちゃん

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犬も猫のように毛づくろいをするか?

2010-01-06 | 「犬の心理と行動」
朝の散歩が終わって足をタオルで拭いてから朝食を済ませたムークの定位置はファンヒーターの前だ。
冬の間は、この場所が一番お気に入り。
放って置くとすぐ前に座って、おつむの中が熱くなってしまうので取り合えずガードの為に金属の柵を立てかけてある。



少し経ってから、様子を見に行くと、何やら一生懸命に毛づくろいをしている。
まるで猫のようだなあ!


  父ちゃん: 「ムーク、足に何か着いていたの?」
  Moook:  「ううん、僕の自慢の長い足の毛がちょっと絡んでいたから毛づくろいしてたんだよ」

やっぱり、毛づくろいをしていたようだ。

ムークは時々、猫が顔を洗うように、手で目や眉毛をこすったりもする。
もしかして、猫が少し混ざっているのかな?
それとも、猫の友人「しょうちゃん」から教わったのかも知れないな。
しょうちゃん  blog関連記事1  blog関連記事2

  【結論】犬も猫のように毛づくろいする。


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