SonyNEX-5+CarlZeissBiogonT*2.8/25ZM
NEX-5とCarlZeissBiogonT*2.8/25ZMで撮ると
両サイドにマゼンタ色がかぶってしまう。
レンズの照射角のせいなのかなんなのか、とにかく困ってしまって。
と、そういえばLeicaM8でも同じような事があったな、と調べてみると、
Leicaの人たちはどうやらCornerFixというソフトを使用しているらしく。
早速仕様を見てみると、AdobeDNGならば使える、との事。ならば、と
Adobe DNG Converter
http://www.adobe.com/jp/support/downloads/dngwin.html
CornerFix 1.3.0.9
http://www.softpedia.com/get/Multimedia/Graphic/Digital-Photo-Tools/CornerFix.shtml
そのふたつのソフトをダウンロードして試してみる事に。
まず、DNGConverterはフォルダ単位でしか変換してくれないのが厄介な所。
ファイルごと選択させてくれればいいのに、そう思った。
出力自体は簡単で、そもそも日本語なのでスイスイと変換。
そしてCornerFixである。
このソフトを使うには、まず元になるRAWデータを作らなければならない。
白面を撮れ、というが最初は悩んだ。どのように撮ればいいんだ。
が、少し試行錯誤したら、理解できた。
つまり、画像素子の状態がわかればいいのだから、
ピントなどいらないのである。むしろ弊害になる。
ですのでピントは無限遠、そしてライトは最強にして撮った。
が、このライトが問題で、しっかりホワイトバランスを調整してやらないと
微妙な色加減ができず、消したい色を残したり余計な色を持っていかれてしまう。
そのファイルが出来上がったら、CornerFixでひらいてやる。
そしてLens ProfileからCreateを選び処理した後、Save asで保存してやる。
それを今度はCornerFixを再起動し上で作った.cptファイルを
Lens Profileから読み込ませ、そののち編集したい画像ファイルを開く。
それでマゼンタかぶりの補正されたファイルができあがる。
少し手間ではあるので、スナップ写真なんかでバシバシ撮るのには使えないけど
一枚一枚しっかり撮るのであれば、それほど苦にはならないかもしれない。
軽快な外見とは裏腹に、重厚な撮り方が向いているカメラなのかもしれない。
もっとも、それではこまるのですが(苦笑