と、いうことで、顛末をまとめる。
僕がebayでトラブってから解決するまでの顛末。
何年ぶりかの更新なのに、こんなのでスミマセン。
端的にまとめることも難しいので長いですが最近、
不良品を送って返品を受け取らないトラブルが多発している様です。
ebayを利用する人は注意してください。
・ebay.deでakarette+Xenon50+Radionar75を購入
260EURでちょっと高いかと思ったけど、XenonとカメラとRadionar全部欲しかったので買った。なお、写真はRadionarだった。
・届いた
届いた。しかし届いたのはTele-Xenar75mmF4と前玉傷だらけでピントリングの動かないXenonだった。この時点で画像とも説明とも乖離があり、セラーに連絡。
・セラーから返答が届く
「すまない。間違えたので割り引くしRadionarも送るから買ってくれ」と。しかし、Xenonが使い物にならないので意味が無いので返品を申請する。「私の知っている日本人の顧客は全員、申し出を受け入れた。お前は日本人じゃないな?」と罵声を浴びせられて「なんだ、常習犯か」と思い、送料がわからないので、自分で負担して送り返す。
・セラーに品物到着表示が出る
品物が届いた表示が出たので、PayPalに申請する。お金が戻ってくる。するとセラーが激怒してメールしてきた。「私に品物は届いていない!」。そんな馬鹿な、と確認するも、郵便局のサイトは届け済になっている。そもそも、そうでないとPayPalも返金しない筈だ。セラーは 「Friedrich @@@ Str 21だ! Friedrich @@@ Strだけではだめだ、21が必要だ!」と言うが、 Friedrich @@@ Str 21と書いてある。画像を送って「いや書いてあるだろ」と言うも「いや、書いていない」と。なにがなんだかわからない。堂々巡りだしお金も帰ってきてるので、メールの返信を止める。セラーは「あなたに品物が返された時の顔が楽しみだ」と捨て台詞。知るかってんだ。
・返品が届く
数日後、突然返品物が届いた。びっくりして郵便局員に訊くと「ああ、受け取り期限切れですね」と。「住所間違いでは無いんですか?」と問うと「違います。受け取り期限までに受け取りに来なかったみたいです」と。ここらへんはちゃんと、差出人に説明する義務があるらしい。で、一応ドイツの郵便局にメールで問い合わせると、同じ返事。住所間違いの可能性については郵便番号もあるし、氏名も一致しているのでありえない、と。あの野郎。
・入金を即すメール
返品があって45分後、ebayから入金を即すメールが届く。この野郎、トラフィックを確認しながらやってやがるな。僕は憤慨する。
・同じやりとりが続く
セラーから何度もメールが届くが、内容も読まずにひたすら「送料を入金しろ。そしたら送り返す」と言い続ける。僕に落ち度が無かったので前回分も含め、56EURを振り込めと言い続ける。
・突然、入金される
やや意外だったが、突然PayPalに入金があった。本当に意外だったのだけど「諦めたんかな」と送り返す作業に入る。セラーは「ちゃんと受け取りできるよう、自宅に送ってくれ」と住所を送ってきた。僕はその住所に品物を送った。やっと終わった、と思った。そんなわけなかった。
・PayPalの入金が保留される
上記で入金された、送料二回分の代金56EURが突然保留された。『バイヤーからクレーム』との事だ。バイヤー…買ったのって俺だよな?と思いながら見てみると、あの野郎が「このXenonはピントリングが壊れている。Xenarもレンズに傷がある」と書いている。え?なんで俺が売った事になってるの?とびっくりする。兎に角、僕が不良品を売った事になっていて、ヤツが買った事になっている。その上で話し合えと言う。僕はもう話すのも面倒なので、即クレームに格上げして、詳細をPayPalに送る。この時、まだ相手のアカウントがすり替わっている事に気づいてはいなかった。
・PayPalの裁定が下る
なんと、僕が悪い事になってしまった。彼が僕に品物を送り返し、受け取った所で返金され、クレームが完了する事になるらしい。なんでだ?なんでそうなった?
・アカウント
びっくりして、いろいろ調べると、ヤツのPayPalアカウントが変わっていた。ebayで使っていたものと送料56EURを振り込んだものとが別のものになっていたのだ。そして、住所も変更したので送信先も別。つまりebayのトラブルとは完全に切り離され「彼が入金して僕が品物を送る」という、セラーとバイヤーの逆転現象が起こっていたのだ。その上で「商品が壊れている」とクレームを入れてきたのだ。PayPalアカウントの名前も双方ほとんど変わりが無く、そこを見落としてしまっていた。凡ミスではあるのだけどまさか、IDを変える事でこんなトリックが使えるとは思ってもみなかった。
すげえ。
正直、ちょっと感心した。
・もう一度、整理して戦う
感心してもいられない。ずっと何が起こってるかわからなくてPayPalの裁定は負けてしまった。しかしID&住所変更というからくりがわかっている以上、特に問題は無い。もう一度整理して、PayPalの「買い手保証」の所からメールを出す。兎に角、相手が品物を送り出す前になんとかしないといけない。すると速攻、6時間後にPayPalから返信があり、住所変更をセラーが申し出た証拠となるスクリーンショットの提示を求められる。さいわい、残っていたのでスクリーンショットを撮って、送る。ebayのメールは90日で消えるので、定期的にアーカイブをおすすめする。お前だよお前。わかってんのか俺。3時間後、PayPalからメールが来て、僕の主張が認められて、すべての返金が完了した。
戦利の無い、大勝利!
という戦いがありました(苦笑
感想は、うーん。半年以上かかってんだよな、これ。まぁ、無駄だった…とも言い切れないなにかがあるっていうのが本音かな。正直、途中まで、相手に悪意があるのか半信半疑だった。返品が届いたとほぼ同時に入金を即すメールが届いたのも、偶然だったかもしれない。アカウントを変えたのも、店舗のアカウントからだと入金できかなったからかもしれない。善意的に考えればね。でも、バイヤーとセラーを逆転して訴えてきたのは駄目だ。これは確実に悪意がある。これでアカウント停止にならなかったらPayPalはおかしい。とりあえず今回の教訓としては、
・評価にNegativeがなくてもNeutralが多かったら警戒する。
・アカウント変更には気をつける。
・住所変更にはできれば応じない。
ちなみに、いまも相手からはメールが来たりしています。内容は「 私は60ユーロ、eBay手数料、ペイパル手数料、壊れたカメラの返品、私のフィードバック(100%postiv)があなたによって破壊された!」みたいな恨み節なんですが、それで終わるかねぇ。僕はもちろんPayPalに「コイツ、アカウント停止にならないの?」っていう質問メールを送りました。に来た返答を、ほぼ無修正で載せて、おわりにしたいと思います。
山田 様
いつもPayPalをご利用いただきありがとうございます。
ペイパルカスタマーサービスセンターの@@@と申します。
ご丁寧なご連絡をいただいたにもかかわらず、 ご連絡が遅くなりまして誠に申し訳ございません。
わざわざご報告していただき、誠にありがとうございます。売り手様のアカウント事情に関しては、個人情報に関わる部分もございますので、山田様にお伝えすることが難しいとなっております。大変申し訳ございませんが、ご了承お願いいたします。
実は、今のようなクレーム案件が相手様のアカウントに記録として残されます、相手様のペイパル販売履歴にかなりマイナス評価になると思います。ということは、ペイパルでは定期的に事業審査を行っておりますが、販売内容、事業仕組み以外に、トラブル対応も一つ重要な項目として評価されております。審査の結果、ペイパルの利用に相応しくないと判断した場合は、最悪アカウント永久利用停止に至ることもございますので、ぜひご安心くださいませ。
この度、せっかくペイパルをご利用していただいたのに、大変ご迷惑をかけして申し訳ございませんでした。
上記の内容にご不明な点がありましたら、カスタマーセンターまで再度ご連絡いただきますようお願いいたします。
PayPalをお選びいただき、ありがとうございます。今後ともよろしくお願い申し上げます。
僕がebayでトラブってから解決するまでの顛末。
何年ぶりかの更新なのに、こんなのでスミマセン。
端的にまとめることも難しいので長いですが最近、
不良品を送って返品を受け取らないトラブルが多発している様です。
ebayを利用する人は注意してください。
・ebay.deでakarette+Xenon50+Radionar75を購入
260EURでちょっと高いかと思ったけど、XenonとカメラとRadionar全部欲しかったので買った。なお、写真はRadionarだった。
・届いた
届いた。しかし届いたのはTele-Xenar75mmF4と前玉傷だらけでピントリングの動かないXenonだった。この時点で画像とも説明とも乖離があり、セラーに連絡。
・セラーから返答が届く
「すまない。間違えたので割り引くしRadionarも送るから買ってくれ」と。しかし、Xenonが使い物にならないので意味が無いので返品を申請する。「私の知っている日本人の顧客は全員、申し出を受け入れた。お前は日本人じゃないな?」と罵声を浴びせられて「なんだ、常習犯か」と思い、送料がわからないので、自分で負担して送り返す。
・セラーに品物到着表示が出る
品物が届いた表示が出たので、PayPalに申請する。お金が戻ってくる。するとセラーが激怒してメールしてきた。「私に品物は届いていない!」。そんな馬鹿な、と確認するも、郵便局のサイトは届け済になっている。そもそも、そうでないとPayPalも返金しない筈だ。セラーは 「Friedrich @@@ Str 21だ! Friedrich @@@ Strだけではだめだ、21が必要だ!」と言うが、 Friedrich @@@ Str 21と書いてある。画像を送って「いや書いてあるだろ」と言うも「いや、書いていない」と。なにがなんだかわからない。堂々巡りだしお金も帰ってきてるので、メールの返信を止める。セラーは「あなたに品物が返された時の顔が楽しみだ」と捨て台詞。知るかってんだ。
・返品が届く
数日後、突然返品物が届いた。びっくりして郵便局員に訊くと「ああ、受け取り期限切れですね」と。「住所間違いでは無いんですか?」と問うと「違います。受け取り期限までに受け取りに来なかったみたいです」と。ここらへんはちゃんと、差出人に説明する義務があるらしい。で、一応ドイツの郵便局にメールで問い合わせると、同じ返事。住所間違いの可能性については郵便番号もあるし、氏名も一致しているのでありえない、と。あの野郎。
・入金を即すメール
返品があって45分後、ebayから入金を即すメールが届く。この野郎、トラフィックを確認しながらやってやがるな。僕は憤慨する。
・同じやりとりが続く
セラーから何度もメールが届くが、内容も読まずにひたすら「送料を入金しろ。そしたら送り返す」と言い続ける。僕に落ち度が無かったので前回分も含め、56EURを振り込めと言い続ける。
・突然、入金される
やや意外だったが、突然PayPalに入金があった。本当に意外だったのだけど「諦めたんかな」と送り返す作業に入る。セラーは「ちゃんと受け取りできるよう、自宅に送ってくれ」と住所を送ってきた。僕はその住所に品物を送った。やっと終わった、と思った。そんなわけなかった。
・PayPalの入金が保留される
上記で入金された、送料二回分の代金56EURが突然保留された。『バイヤーからクレーム』との事だ。バイヤー…買ったのって俺だよな?と思いながら見てみると、あの野郎が「このXenonはピントリングが壊れている。Xenarもレンズに傷がある」と書いている。え?なんで俺が売った事になってるの?とびっくりする。兎に角、僕が不良品を売った事になっていて、ヤツが買った事になっている。その上で話し合えと言う。僕はもう話すのも面倒なので、即クレームに格上げして、詳細をPayPalに送る。この時、まだ相手のアカウントがすり替わっている事に気づいてはいなかった。
・PayPalの裁定が下る
なんと、僕が悪い事になってしまった。彼が僕に品物を送り返し、受け取った所で返金され、クレームが完了する事になるらしい。なんでだ?なんでそうなった?
・アカウント
びっくりして、いろいろ調べると、ヤツのPayPalアカウントが変わっていた。ebayで使っていたものと送料56EURを振り込んだものとが別のものになっていたのだ。そして、住所も変更したので送信先も別。つまりebayのトラブルとは完全に切り離され「彼が入金して僕が品物を送る」という、セラーとバイヤーの逆転現象が起こっていたのだ。その上で「商品が壊れている」とクレームを入れてきたのだ。PayPalアカウントの名前も双方ほとんど変わりが無く、そこを見落としてしまっていた。凡ミスではあるのだけどまさか、IDを変える事でこんなトリックが使えるとは思ってもみなかった。
すげえ。
正直、ちょっと感心した。
・もう一度、整理して戦う
感心してもいられない。ずっと何が起こってるかわからなくてPayPalの裁定は負けてしまった。しかしID&住所変更というからくりがわかっている以上、特に問題は無い。もう一度整理して、PayPalの「買い手保証」の所からメールを出す。兎に角、相手が品物を送り出す前になんとかしないといけない。すると速攻、6時間後にPayPalから返信があり、住所変更をセラーが申し出た証拠となるスクリーンショットの提示を求められる。さいわい、残っていたのでスクリーンショットを撮って、送る。ebayのメールは90日で消えるので、定期的にアーカイブをおすすめする。お前だよお前。わかってんのか俺。3時間後、PayPalからメールが来て、僕の主張が認められて、すべての返金が完了した。
戦利の無い、大勝利!
という戦いがありました(苦笑
感想は、うーん。半年以上かかってんだよな、これ。まぁ、無駄だった…とも言い切れないなにかがあるっていうのが本音かな。正直、途中まで、相手に悪意があるのか半信半疑だった。返品が届いたとほぼ同時に入金を即すメールが届いたのも、偶然だったかもしれない。アカウントを変えたのも、店舗のアカウントからだと入金できかなったからかもしれない。善意的に考えればね。でも、バイヤーとセラーを逆転して訴えてきたのは駄目だ。これは確実に悪意がある。これでアカウント停止にならなかったらPayPalはおかしい。とりあえず今回の教訓としては、
・評価にNegativeがなくてもNeutralが多かったら警戒する。
・アカウント変更には気をつける。
・住所変更にはできれば応じない。
ちなみに、いまも相手からはメールが来たりしています。内容は「 私は60ユーロ、eBay手数料、ペイパル手数料、壊れたカメラの返品、私のフィードバック(100%postiv)があなたによって破壊された!」みたいな恨み節なんですが、それで終わるかねぇ。僕はもちろんPayPalに「コイツ、アカウント停止にならないの?」っていう質問メールを送りました。に来た返答を、ほぼ無修正で載せて、おわりにしたいと思います。
山田 様
いつもPayPalをご利用いただきありがとうございます。
ペイパルカスタマーサービスセンターの@@@と申します。
ご丁寧なご連絡をいただいたにもかかわらず、 ご連絡が遅くなりまして誠に申し訳ございません。
わざわざご報告していただき、誠にありがとうございます。売り手様のアカウント事情に関しては、個人情報に関わる部分もございますので、山田様にお伝えすることが難しいとなっております。大変申し訳ございませんが、ご了承お願いいたします。
実は、今のようなクレーム案件が相手様のアカウントに記録として残されます、相手様のペイパル販売履歴にかなりマイナス評価になると思います。ということは、ペイパルでは定期的に事業審査を行っておりますが、販売内容、事業仕組み以外に、トラブル対応も一つ重要な項目として評価されております。審査の結果、ペイパルの利用に相応しくないと判断した場合は、最悪アカウント永久利用停止に至ることもございますので、ぜひご安心くださいませ。
この度、せっかくペイパルをご利用していただいたのに、大変ご迷惑をかけして申し訳ございませんでした。
上記の内容にご不明な点がありましたら、カスタマーセンターまで再度ご連絡いただきますようお願いいたします。
PayPalをお選びいただき、ありがとうございます。今後ともよろしくお願い申し上げます。
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