
CanonEOS5DMarkII+LeitzElmarit-R35mmf/2.8(2nd)
これは前エントリと同じ日に、5分くらい後に撮った写真なんですけど
いまチェックしていたら、こっちのほうがよかったかなー...と。
写真というのは結構そういうことが多くて
目で見て撮って帰ってきた当時としばらく経ってからでは
受け止め方が変わっていたりします。
と、それだけではアレなんで、ちょっと色々書き連ねてみようかと。
このレンズ、ちょっと曲者なんです。

もっとも、色収差は補正しやすい部類の収差で、しかも完璧なアポクロマート補正をすると、球面収差が増大し、今度はそちらを補正してやらなくてはならない。ので、ある程度の色収差は許容してやるほうが、というのが最近の私のスタンスで。
そうは言ってみても、このLeitzElmarit-R35mmf/2.8(2nd)は私の個体だけなのかもしれないけど、色収差が盛大にすぎる。写真の教材になりそうな勢いである。CameraRAWにてレッドに33、ブルーに22ふってやってやっと消えるレベル。
私がこのレンズを持ち出さない理由もそしてたまに持ち出す理由も双方あるのですがどちらにせよ、ライカにしてはめずらしくかたよったチューニングのレンズだな、というのがその感想です。
というように、私の写真は「作例」としては程遠いものなので、なにか嘘をついているようで申し訳なくなったりするので機材表記は止めようかとも思ったこともあるのですが、まぁ、シチュエーションで整理すると大変なことになるので。いや、やろうと思って作業したことがあるのですが、乱雑になっただけだったので、エントリが300くらい積み重なってからにしようと思った次第。
そんな感じで御理解頂ければ。