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東京都世田谷区玉川四丁目方面2012年03月15日18時07分11秒

2012-03-17 07:14:36 | Leitz Elmarit-R 35mm f/2.8 (2nd)
_MG_0136.jpg
CanonEOS5DMarkII+LeitzElmarit-R35mmf/2.8(2nd)
これは前エントリと同じ日に、5分くらい後に撮った写真なんですけど
いまチェックしていたら、こっちのほうがよかったかなー...と。

写真というのは結構そういうことが多くて
目で見て撮って帰ってきた当時としばらく経ってからでは
受け止め方が変わっていたりします。

と、それだけではアレなんで、ちょっと色々書き連ねてみようかと。
このレンズ、ちょっと曲者なんです。
_MG_0136c001.jpg一定の条件下では無類の強さを発揮すると思っているこのレンズLeitzElmarit-R35mmf/2.8(2nd)ですが、じつは致命的な欠点を抱えています。色収差がハンパないのです。これは切り抜いた樹木の画像を拡大したものですが、とんでもなく色収差が出てしまっています。これを私はPhotoShopCS5のCameraRawやらなにやらで補正してしまうのですが、それもどうかな、と。

もっとも、色収差は補正しやすい部類の収差で、しかも完璧なアポクロマート補正をすると、球面収差が増大し、今度はそちらを補正してやらなくてはならない。ので、ある程度の色収差は許容してやるほうが、というのが最近の私のスタンスで。

そうは言ってみても、このLeitzElmarit-R35mmf/2.8(2nd)は私の個体だけなのかもしれないけど、色収差が盛大にすぎる。写真の教材になりそうな勢いである。CameraRAWにてレッドに33、ブルーに22ふってやってやっと消えるレベル。

私がこのレンズを持ち出さない理由もそしてたまに持ち出す理由も双方あるのですがどちらにせよ、ライカにしてはめずらしくかたよったチューニングのレンズだな、というのがその感想です。

というように、私の写真は「作例」としては程遠いものなので、なにか嘘をついているようで申し訳なくなったりするので機材表記は止めようかとも思ったこともあるのですが、まぁ、シチュエーションで整理すると大変なことになるので。いや、やろうと思って作業したことがあるのですが、乱雑になっただけだったので、エントリが300くらい積み重なってからにしようと思った次第。

そんな感じで御理解頂ければ。

東京都世田谷区世田谷方面2011年08月24日18時22分38秒

2011-08-24 22:17:03 | Leitz Elmarit-R 35mm f/2.8 (2nd)
_MG_0664.jpg
CanonEOS5DMarkII+LeitzElmarit-R35mmf/2.8(2nd)
Summicron-R35mmf/2.0と違い
Elmarit-R35mmf/2.8は解像度はそれほどではないかわりに、濃厚な色を出す。
レンズは絵筆である。それを、つかいこなすことが肝要なのだけど
すべてを持って歩けないのがむずかしいところ。

今日は、狙い通り。

とくにこのレンズは、絵画のような絵が撮れる。
つかいどころがむずかしいけど、ハマるとものすごい能力を発揮する。


東京都新宿区新宿ルミネ口方面2010年02月25日19時59分57秒

2010-02-26 00:28:00 | Leitz Elmarit-R 35mm f/2.8 (2nd)
LeitzElmarit35mmF2.8(2nd)
CanonEOS5DMarkII+LeitzElmarit-R35mmf/2.8(2nd)
LeitzElmarit-R35mmf/2.8というレンズは
f1.4のSummilux、f2.0のSummicronに次いで三番手で
結局、ラインナップからはずされていなくなってしまったらしい。
つまり、価格的にもプアなレンズで、たしかにレンズを見てみても
キヤノンの大口径Lレンズを見慣れてると、頼りないくらいに小さくて。
ちなみにこのレンズは新宿の新宿中古カメラ市場で、
銅鏡は綺麗だけどヘリコイドに粘りがありヘアラインのあるものを安く買ったものだ。
買ったあと整備するのを忘れて防湿庫に放り込んでおいたものを今日、
チェックもせずに持ち出してみて、ピントあわせにものすごく苦労した。

が、写りは丹精で、ライカの弱点だと個人的に思っている逆光性能の悪さが
この場合はよい方向に出ていて、中心の繁華街が幻想的な光に包まれてくれた。

今週末は天気が悪いそうなので、
部屋にこもって、コイツにグリスでもさしてやろうかと思う。