就職浪人の隼人、 同級生の楓太。
楓太がなにかと隼人に関わって
昼間にあいてるBarホロウへ行くのである。
なんでもないミステリーから
高校時代の友人の死の真相まで迫る。
そこは面白かったんだけど
この、楓太。
隼人を快く思っていなかったらしく
ネットに隼人のことを誹謗中傷の書き込みし、
嫌がらせのメールまで送る。
この楓太を、許して友達として付き合える隼人も
人にこんなことできる楓太もすごい。
このすごい、は褒めてないほうのすごい。
驚きだ。
人としてどうなんだ。
ほんとに仲のいい友達っていえるのか。
と、私の疑問はつきない。
気持ちのいい友達関係とはちょっと違う、かな。
イズミくんの謎がもうちょっとだけ
解明されたら嬉しかったのにお預けだった。
ご依頼は真昼のバーへ Barホロウの事件帳 (角川文庫) | |
加藤実秋 | |
角川書店(角川グループパブリッシング) |